法的責任と道義的責任 | 弁護士みのりの 実りの季節

「法的責任」がないのであれば、

誰からも◯◯しろ!などと強制されることはありません。


ただ、世の中には「道義的責任(社会的責任)」というものがあります。


これは、社会通念(常識)にかかわる問題。

常識的に、この場面では◯◯すべき(または、◯◯すべきではない)

…ということです。


道義的責任を果たさなかった場合、周囲から

「非常識」「無責任」

…などの評価をされることになりもやもや

信頼されず、人が離れていく可能性が高いですえーん



道義的責任は、

「常識」という目に見えず、あいまいなものなので、

その時代における道徳、正義…などを理解しておく必要があります。


あなたが◯◯しないことにより、

(または、あなたが◯◯してしまうことにより)

どんなことが起こるか、具体的に想像してみましょう脳みそ


誰か、困っている人の姿が見えますか?

もしかして、あなたと同様に、法的責任など負っていない人に、事実上、迷惑がかかることになっていませんか??

公平性の観点からはどうでしょう?

バランスの良い状況がそこにありますかてんびん座??



円満解決を望むならば、

道義的責任を果たすことが大切になりますウインク



その時代における道徳、正義を理解できるか?

時には、自分の中にある「常識」を時代に合わせて見直すことができるか??

…は、「性格」によります。


人によっては、それが非常に大きな苦痛となり、

そのせいで、心身の健康を害することもアセアセ

それはそれで、不幸なことですねガーン


道義的責任は、他人から強制されるものではありませんから、

果たすかどうかは、あなた次第ですウインク