慎重な息子は、
階段の上り下りをするときは、いつも
おてて、つないで
と求めてきます
…が、ついに
きりっ
おててを離して、手すりもつかまらず、
ひとりで階段を上りたがりました
「ママとばばが、そばにいるから大丈夫だよ、
助けてあげるから、やってごらん」
と言うと……
いちに、いちに
何段も上りました
でも、途中で怖くなり、
やっぱり手をつなぐ
手をつないで、しばらく上ると
やっぱり、ひとりで上る
…これを、何度も繰り返し、
最後は、私の親指だけつかんで上りきりました
「自分でやってみたい」
と
「怖いな」
という気持ちの葛藤が、親指を握りしめる手にあらわれており、かわいいです(笑)
これから少しずつ、自分でやりたがることが増えていくのでしょうね