
当たり前だと思っていた平和が壊れてしまうのでは…と不安になりますよね

そんな中、昨日の『ニュース女子』では、
日本は「専守防衛」で国を守りきれるのか
というテーマで議論がなされました


「専守防衛」というのは、
相手から武力攻撃を受けて初めて防衛力を行使し、それも自衛のため必要最小限にとどめ、保持する防衛力も自衛のために必要最小限のものに限るなど、"憲法の精神"にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢
のこと

これに対して、相手から攻撃を受けた後でしか動けないのでは、国を守れないのでは
といった意見も…


しかし、強大な軍事力を持ち、危険な相手には、こちらから攻撃をすべきという考えは、大きな危険をはらんでいると思います

その攻撃により、相手を刺激し、日本自ら戦争へのきっかけを作るようなことは、あってはならないのではないでしょうか…

もちろん、国際法上、「先制攻撃」は認められていませんし。
平和憲法を持つ日本は、歴史も踏まえ、「専守防衛」を貫くべきと思います。
有事法制を見てみると、要件が明確でなく、行政府の判断次第になるのでは
行政府が判断ミスや暴走したらどうするんだ
など、不安の声も聞かれます。


賛否両論があるところですが、いざというとき、スピーディーに柔軟に行動できなければ国民を守れないのも事実…

有事法制のあり方は、とても難しいものだと思います。
スタジオでは、元防衛庁長官、防衛大臣も務められた中谷議員からも貴重なお話を伺うことができ、勉強になりました



皆さん、ありがとうございました
