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ふく太郎のブログ

思いつくままに好きなこと書いてます

母親の介護で部屋に入ると、

「誰?」

という声。

「上の息子」

「・・・誰だい」

「(名前)だよ」

「・・・」

「分からないの?」

「うん」

と言いながら、おむつの交換を済ませる。

黙って交換を受け入れているところから、誰だか分かっているとは

思うけど。

しかし、決して名前を呼ぶことはない。

考えてみたら、普段から自分のことは

「おい」「あんた」としか呼ばない母だったなあ。

弟は名前で呼ぶけど、自分だけは名前で呼ばれたことはほとんどない。

ただ、認知症を発症してからは名前で呼ばないと自分を認識できて

いないんじゃないかと不安になる。

少し複雑です。

今日は、奥さんのカウンのセリング日。

 

今は一人では病院にたどり着けないので、付き添って行っている。

それでも1年前よりかなり回復したと思う。

1年前は、人とすれ違うだけで怯え立ち止まっていた。

 

パワハラにより人や音、話声に過敏に反応して怯える日々だったことを思うと、今は一人ではまだ外出できないけど”怯え”ることはほとんどなくなった。

 

ただ、まだ発作が起こりやすい状況は続いていてこちらが「おびえて」いるかも知れない。

勿論、本人には悟られないように・・・。

 

パニック障害をはじめ、心療内科系の症状は人によって違うので病名は同じでも治療方法は一人ひとり異なる。

まだ、治療体系が確立されていないようで「対処療法」がメインだとか・・・。

第3者からしたら理解できないのも無理もない気も・・・。

家族だって右往左往するんだから。

 

本人含め根気強く付きあっていくしかない、と腹をくくらないとダメ!!

 

母が退院して1週間。

腹痛が本格化してきた感じ。

医師の話では「癌が大きくなって腸を圧迫している」との事。

腹膜播種なので、いろいろな臓器に影響が出てくることは分かっていたけどいざ苦痛の表情を見ると辛いね。

ストーマをチェックしても、あまり便が出ていないのも気になる。

 

いつものようにおむつを交換して、食事をして少し昔話をして・・・。

最後に「ありがとう」という母の言葉を聞くと切なくなる。

認知症でも、息子に世話になっていることが理解できていると思うと

帰れなくなる・・・。

 

でも、家にはお腹をすかせた”パニック障害”の奥さんが待っているし。

身体が2つあればなあ。