今日、マレーシアにこれから飛び、一泊、その後日本に。
旅を振り返って、正直に言って。
ベトナムにしろ、マレーシアにしろ、サービスの基準は、日本人からすると、満足がいかない。
しかし、サービス精神については、どちらも素晴らしい。
結局、最初に人権意識と言うものがあり、
『人はどう扱われるべきか』が、サービス精神にも無意識に現われるわけだ。
ドイツなどは、サービス精神はあまり無いけれど、この人権意識が高いため、結局、不愉快な思いが少ない。
例えば、離陸してしばらくの飛行機で、スマホを問答無用にオフにさせる国もあれば、
フライトモードにして下さいと言う国もある。
そう言う、『制限を客に強いる』ケースについては、ドイツは最も理性的かつ合理的に、客の権利を尊重する。
(ドイツは面白い国だけど、あんなにルールには厳しい国ながら、並ぶことがニガテ。しかし、ワリと自己主張が強く自分勝手な人が多いわりに、うまくやれてるのは、ルール作りが上手いからかなー。本心は、ルールが大嫌いだからこそ、最低限必要なルールを設けて、守るが、それ以外は個人が強い)
こう言う『客の権利』が、人権意識に結びつくから、マレーシアなどは、人を待たせようが、何度も並び直しさせようが、平気。
この辺、あれだけの大規模な空港を運営するスキルがないなーと。
例えば、同じゲートから連続して飛行機が飛ぶスケジュールを組み、それぞれ客の出入りを管理できず、大幅に出発が遅れるのが、日常茶飯事。
では、ゲートが全部満員かと言うと、実は空いてる。
単純に、ゲートを別々にスケジュールすれば良いのに(笑)
また、チェックイン時に荷物は別のカウンターと言われ、荷物預かりカウンターにいくと、他の航空会社のも、すべて同じ列だから、死にそうに長い列。
これは、チェックインカウンターで荷物も一緒に預からないで、客の不便になるのが平気な意識だよね。
ベトナムも、人権意識は低いながら、マレーシアより、不合理的なことを嫌うためか、非常に能率がよく、ムダに並ばせられたりが少ない。
ただ、約束の時間に間に合わせる意識は、多少低い。
そう言う意味で、ベトナム人は表面にはマレーシア人より穏やかに見えるけど、それは賢さから来るなと。
この一見だけで、ベトナムがなぜ、短期間に発展してきたのか、
一見穏やかに見える人たち、恐らく貧富の差の激しい、特権階級が存在する社会主義国でありながら、内に秘めたパワーのすごさを感じました。
さらに、ベトナム人は、コピー商品、つまり偽造品ブランドをあまり売らない。ほとんど見かけない。ベトナムには、たくさんの海外ブランド製品の工場があるので、そのファクトリーアウトレットをたくさん見かけます。
主にアウトドアや、スポーツブランド製品で、ファッションよりは実用性。
ファッションは、器用なベトナム人は、自国オリジナルを誇りにして作ってるからか、海外ファストファッションブランドを見かけない。
(恐らく、庶民には高すぎ、特権階級には安すぎて出店する採算がとれない)
にしても、街角には、誇らしく『made in Vietnam』と看板に大きく書いた店が沢山あり、プライドと、モノづくりへの真面目さをみた。
また、恐らく、強盗殺人などの犯罪は、ベトナムの方が低いと肌感覚で感じます。
もしかしたら、ドイツよりも低いかも知れない、これだけ混沌とし、騙して売りつけようと言うものが多いなか、人から盗む、強盗する、殺すという方には、ベトナム人は行かないと感じます。
かなり、安全なことを感じますので、欧米の女性一人旅もかなり見かけました。
人権意識がまだ低いけど、人を尊重することは、仏教からか、非常にある。
だけど、バイクに乗ると、混乱状態の道路をサバイバルしなくてはならないから、非常に激しい性格も見せつつ、
それでも事故らないように器用に混沌を生き抜いてる。
取り澄ました上品な、表面を繕っても下品な先進国から来たら、その下にあるものが見える。
観光客側もね。
やはり、全てが夢のように素敵な旅行、ではないけれど、人と言うものをもう一度考えさせてくれる、おためごかしを取り払って、人を尊重することを、もう一度考えさせてくれる、そんな旅でした。