今日、ハタと気がついたことがあって、またまたブログにしたためることに。
今まで、私が関わってきていたドイツ人というのは、ほぼ、例外なく、西ドイツ人だったんだなということ。
弁が立ち、論破することに秀で、自己主張の強い、他罰的価値観がありつつも、誠実な仕事ぶり、そしてシビアな金銭感覚、合理的判断を口にして議論する人たち。
ええ、ワタクシのいた会社も、西ドイツ側の都市で発生した長年の歴史のある会社でした。
そして、どうやら東ドイツの文化は、未だに、大きく西ドイツと異なっているんだなぁということに気がついた。
人の性質でさえも。
や、もちろん、私が書いたような像に当てはまる人が、全て西ドイツ人だ、というわけでもないんだけれど、
どうも私の中で、分断されていたドイツ人の、2面性というか、両極端な理由もまた、
そういう違いを見ると分かってくるかも、と思えてきて。
色んなことを語りつくしてきた、西側ドイツ圏の人たち。
その人たちにも、たまに、シャイで、気のいい、空気を読む、合理性よりも伝統、
薬よりもアロマ、というような価値観の人はいた。
で、FKKという東ドイツの習慣について、知ることで、なんだかイッキに、その辺の私の疑問に答えてくれるヒミツがありそうだなと。
FKKというのは、ドイツの売春宿、だと思っている人も多いんだけど、
もちろん、日本のソープランドのドイツバージョンは、そう呼ばれているけれども。
実際のところ、元々このFKKは東ドイツが発祥で、さらに、その中身は大きく変わっている。
国ぐるみで、虚飾をとりさって、裸で家族で屋外で過ごそう、という活動が、FKK、だったのですね。国がそういう活動を奨励して、健康的に屋外で、裸で生活することをすすめた。
共産主義、監視国家のイメージとは程遠い、牧歌的、もしくは革新的生活だなぁと。
今でも、もちろんドイツ各地に、FKK=売春ではない、ヌーディスト思想の人たちのコミュニティが存在するし、海や湖といった場所では、特に、ヌーディスト専用ビーチなども存在する。
この人たちは、清い精神を持って、ひたすら純粋に、性的な意味などなく、自由な肉体を、何のてらいもなく楽しむという文化、思想だったりする。
スイスなどでも、ヌーディストハイク、裸の人たちと山で行き会って、ビックリ!なんていう話もあるので、ドイツ語圏で結構、広がった文化、なのかもしれない。
(ちなみに、西側ドイツにありふれている温泉施設も、男女裸でサウナに入る。これは西側でもおなじみの、性的な目線で見ない裸文化。とはいえ、ヌーディスト文化は西側ドイツでは、あまり受け入れられてはいない。)
日本語でFKKというのを検索すると、出るわ出るわ。そう、エッチなほうの情報として山ほど日本語のサイトがあるようで。合法的に白人と・・・とガンバってきた日本男児もリッパとは思うけれども、本流のほうも、ちゃんと知っといたほうがいいよネ。
そう、こういうFKKの本流の価値観というのは、現代の西側ドイツとはまた違う、文化が未だに息づいているなぁ、と気がつかされることだったり。
東側、というと、ネオナチの跋扈するサッカースタジアム、高い失業率、街はドレスデンなど、破壊しつくされた後に、その美しさを再建された壮麗な都市、西側ドイツと比べて、装飾的な伝統的建築が多い街だな、的なイメージだったわけですが。
共産支配の時代のドイツをすごしてきた東ドイツは、西ドイツのような、合理精神第一の、自己主張な文化とはまた違うらしい。
これからまた、徐々に、東側の情報を求めていきたいなーと思います。