ピートバーンズが幸せに生きる道 | ぼうけんのしょ

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私もまあ、幸せに生きる道を見つけた!とは、まあ、あんまりは言えないけど。

ピートの場合、ナチスに迫害されたユダヤ人の母、アルコール依存の母を、勤勉な労働者の親父が捨てた。

兄がいるそうだけど、どうしてるだろうか。

イギリスという国は、世界を征服しただけのある国で、エリート教育の基礎が根底にある。無駄を排除した質実剛健。

それはまた、ダメだと烙印を押した人間を排除する社会。

UKの音楽シーンが、あんなにも攻撃的で、激しいパワーをもつ理由は、社会がまた、激しい排除の文化を持つ規範があるということ。


極論だし、証明はできないことだけど、妊娠してるときに、極度のストレスにさらされたら、胎児に影響がある。ゲイがそうやって生まれた、とは言い難いし、割合は一定量、必ず生まれる。

イギリスには、かなりゲイカルチャーが現れたが、それは、闘争の激しさを前提とし、またそれは、イギリス社会と戦う若者の激しさを生んだ。

だから、全世界に広がった。


ピートは、ハリウッド女優に憧れてた、少年だった。
母親が華やかな美しい人だったから、同化したくもあったろう。

小さな子供は、自他の区別なく、母親と同化している時があり。それは、安心、とか、愛情と表現される。

それが足りず、いつまでも、美にこだわり続けた。

異質なものに対する社会の厳しさは、同様に戦いを行う層がいても、なお、厳しかった。

そんなピートを理解し愛情を与えた人に、妻のリン、スティーブ、そして、ファンがいる。

その愛情では、ピートの同化回帰への渇望を、鎮められなかった。

どん底から這い上がる成功体験すら、助けにならなかった。

自分をレイプした男には、恐らく、始めての、望まぬ「同化」をもらっただろう。


それでも、幼児が母にしがみつくときに求める強さの同化ではなかった。


自分を、手術していく。
繰り返し。


合法であったが、安全ではない、手術を。



彼は後年、強烈にそれを批判した。

わが身だけなら、言わなかったかもしれない。

自分を愛したファンのため。



その愛のために、全身に転移した病魔と戦い、原因となった薬物を特定し訴え、また世に出た。

化け物になった自分を、見せるために。

戦いの激しさをもって、彼は、着地点を見つけた。

彼は、同化願望の終着点を背負い、それを支持する人や、化け物と忌み嫌う人との間で、生きている。

その、壮絶な戦いを生きた自身を、愛しながら。

ようやく、彼は、何にも侵されない自信と愛を、得た。

だから、尊敬している。


彼は、誰かにそれを伝えた。