昨日は、病院でお年寄りが趣味を楽しむためのイベントに参加してきました。
大勢の方で、少しづつ色付けをして、ひとつの大きな絵を完成させるというもの。
お話ができる方も、お話も難しくなってしまった方も、手が動く方も、手が動かせない方も。
目が見える方も、目が見づらくなってしまった方も、絵筆を握って、ひとつの絵を完成させる共同作業。
お若い頃は、きっと部下を指導される職業についておられた男性、おしゃれの心をいつまでもお持ちの女性。
本当は一緒に参加したかったけど、「お年寄り」扱いや「子供扱い」に感じられてか、見るだけでいい、とおっしゃる方もいらっしゃいました。そのお気持ち、なんとなくわかるなぁ。
私たちも、「おじいちゃん、おばあちゃん」という呼び方を避け、お名前を呼ぶようにしたり、世間話をできる方とは、なるべく尊敬の気持ちを表せるようにしましたが、サポートを受けるときの気持ちは、自分も同じような気恥ずかしさや、抵抗を感じるかもしれません。
絵を描く、という愉しみであっても、サポートを受け入れる心に葛藤があってしかるべきだし、普段の生活サポートとしても、やはり羞恥心を刺激されることも多いでしょう。
生活サポートをする側も、絵を描くとは比べられないぐらい、多くの配慮が必要だと、改めて思いました。
なるべく「してやっている」という気持ちではない、一緒に楽しみたいから楽しみましょう、という気持ちが伝わるようにできるといいです。
そんなことに心をはせると、命をいとおしむ心、そんな心をもらえる気がします。
看護師の方、医師の方といっしょに、カラフルな絵の具で、一部分づつを塗っていくと、最後にカラフルで大きな絵になりました。一緒に参加された方がすべて、誇りに思ってもらえると嬉しいです。
関係者の方にお断りしていないために、写真を載せることができないですが、とても楽しいイベントでした。
病院でも、長期入院のお年寄りのために、心を明るくするために、本当にいろんな楽しみを用意していらっしゃいます。
私も、寝たきりになった親をもったら、この病院のそばに引っ越せたらいいなと思うくらいです。
人が楽しむことを、一緒にサポートするというのは、こちらも本当に癒されます。
励ましているうちに、生きる力が、一緒に呼び覚まされてくるような、自分が励まされるような、そんな気持ちになれました。
お年寄りと一緒に楽しむボランティアには、これからも参加していきたいと思います。
日々の自分の仕事で、疲れた心にとっても清涼剤になります。
日々の看護にお疲れの看護師さんにとっても、少しでも助けになっていれば、有難いです。