緊急入院から半年、
寛解までは難行しましたが、移植ドナーについては本当に恵まれていて、スムーズに最終合意をいただくことが出来ました。
ただドナー様の都合の日程で移植日は既に決定されていました。
でもそれほど多忙なスケジュールの中でドナーになって下さるということ、本当に感謝です。
そして私にとっても、ドナー様にとってもワンチャンスということです。
そこで、これから地固めを1回するには期間が足りない、移植するまでは少し期間が空く、という状態になりました。
移植までにミニ地固めを一度するか否かのカンファレンスがあったようです。
結論は、体力温存を優先してミニ地固めは無しでそのまま移植ということになりました。
正直ホッっとしました。
というのは、入院以来初めての一時退院、家に帰っておきたい!という気持ちがあったからです。
しかし、ここでまた夫が気乗りしない夫登場(-_-メ
・インフルエンザ真っ盛りの真冬
・やっと手に入れたドナー移植のチャンス
・治療中に危篤状態になった経験
絶対無事に移植の日を迎えさせたい気持ち、わかります。
でも、こちらは命がけの闘いに挑む心理状態。
やり残している中途半端なこと色々あるけど、これだけは譲れない、思い残すことなく覚悟して移植に臨みたいと強く感じていました。
主治医のマメシバ先生も巻き込んでまで夫と話し合って、1週間の一時退院が決まりました!
1週間どのように過ごしたかはあまり覚えていないくらい大したことはしてません^_^;
一度も外食はしていないし、というか外にも出かけていない。
でも、これだけは外泊しなければできないという、どうしてもやっておきたい事はできました。
それは
娘の寝顔を見る事(^^)
しっかりと写真をとっておきました。
私が入院した時の娘は8才、それまでは髪も私がカットしていたので退院中ヘアカットもしてあげました。
息子との忘れられない思い出もあります。
しかしこれは、大騒動(>_<)
明日は病院に戻る日、息子が部活を休んで帰ってきました。
「微熱がある」というので、念のため近くの医院へ。
帰ってきた息子は玄関のインターホン越しにポツリ一言。
「インフルエンザになってた(>_<)」
もちろん家族全員予防接種していました。手洗いうがい、ちゃんとしていました。
でも先週に部活の練習試合で行った中学校は学校閉鎖になっていた(TωT)
私は自分の寝室に避難し、息子は自分の部屋に直行!
手伝いに来てくれていた母があちこち消毒しまくり、私は大学病院に指示を仰ぐため電話。
マメシバ先生の上司が言うには
「近くの医院でタミフル処方してもらって飲んでください、それとこの時間だとこちらに入院できないので・・・」
「今日はホテルに泊まって下さい」
結局はそれぞれが自分の部屋に籠って接触しないという条件で自宅泊を承諾してもらい、最後の夜を落ち着きなく過ごし、息子とはドア越しに「行ってきます!」を言って翌日病院に戻りました。
最後に大ハプニングがありながらも、家の中の好きな雑貨や思い出の品を写真に納めたり、仕事に行く夫や学校に行く子供たちを見送ることが出来て幸せな一時退院でした。
体調も今までで一番良くって
「私もう治っているんじゃないかな…このまま移植しなくても何もなかったかのように過ごせるんじゃないかな。」
一瞬そんな誘惑に駆られたのを覚えています(^^)