何か新しいことにチャレンジするとき、
未知なる領域に進むとき、
無意識にブレーキがかかることはありませんか?
ホメオスタシス(恒常性)って、
心にも作用するものですが、
これがまた強力なんですよね。
例えるなら、
歩いてきた道を
軒並み更地にするほどの破壊力(どんなだ?笑)
妙な例えはさておき、
自分さえもホメオスタシスと気付かないほど、
無意識に、かつ強力に作用するんですよね。
興味深いのは、
自分の内面の葛藤であれば、
あぁまた元に戻す力が働いているな
と気付けるのですが、
全く偶然でしかない出来事すら、
無意識の采配で呼び寄せるんです。
変化してしまわないように、
邪魔が入るように
決意を試すかのように
意志力など嘲笑うかのように
巧妙に仕掛けてくるんですよね。
でも、無意識はあくまで自己防衛が目的。
これまでの慣れ親しんだ状況に戻すために、
必死で抵抗してるだけ。
生命を維持するという目的のために、
一定を保つべく働いているだけ。
でも、新しいことにチャレンジする身からすれば、とっても強大で、かつ最大の敵だと思います。
このホメオスタシスの反対勢力に流されて、
元に戻ってしまうのは、
非常にもったいないからです。
だから、そんな強大な無意識と対峙するには、
持てる力の全てを出し切らないといけない。
そこで、考えたんです。
戦うのではなく、癒すのはどうだろうかと。
変化を拒む強力な勢力がやってきたら、
「ホメたんが来た❤️」と言って、
ねぎらうのです。
一つ一つのホメオスタシスを否定せずに、
手懐けていけば、もはや振り回されることはなくなります。
だって
ホメオスタシスは、あなたを守るもの。
母親が子供を心配して、
「そんなの危ないよ」
と守ろうとしている存在だと思うと、
愛おしい存在すら思えてきませんか?