「ありのままの自分でいましょう」




「ありのままの自分でいいわけがない。自分を磨きましょう。努力しましょう。」




このように「ありのままの自分」について、肯定的な意見と否定的な意見が見事に分かれますよね。




みなさんは、どちらの意見を採用していますか?




ありのままを否定する人の理由を聞いてみると、




ありのまま=何もしないというように、




言葉をそのまま捉えているようなんですね。




たとえば、デートに行くとき。




顔も洗わず、すっぴんパジャマで行ったらダメでしょと。




ありのまま=何もしないという捉え方だと、




確かに人間社会で生きていくのは難しい。




でも、本来の「ありのままの自分」とは、




もっと精神的な態度を言っているんだと思うんです。




他の誰かになろうとしない。




自分を受け入れ、無理に良い人を演じない。




自分らしく在ろうとする。




このような心的態度のことをありのままと言っているのです。




そう考えると、ありのままでいいんだよというのは、無責任な甘言でも何でもなく、精神的に無理をする必要はないんだよ、ということです。




あくまで精神的な態度であって、




何もしない=ありのままではないんですね。




このありのまま議論、言葉をどう捉えるかによって解釈が変わるなぁとずっと思っていました。




みなさんは、どう考えますか。