もうだいぶ前の話になるのですが、
「男ってめんどくさいな」
と思っていた時期がありました。
だって、
プライドが高い割に繊細で、
すぐに拗ねるし、
できないと言えないし、
精神的に子供だし、
比較や拒絶に敏感で、
こちらが何も言っていないのに、
変なことを気にするから。
あー、めんどくさい。
何でこちらが先回りして、
彼らの潜在ニーズに応えるように、
かゆいところに手が届くように、
わざわざここまで気配りしなきゃいけないの。
何で素直になれないの?
何でそれくらいのことが言えないの?
と、思っていました。笑
それから時は立ち、
私も年齢を重ねて、
だんだん母性というものが芽生えてきました。
男ってめんどくさいなと思っていたけど、
今ではそんな彼らがかわいいと思うようになりました。
男性って、心の奥底に
幼児性を飼い慣らしているんですよね。
いくつになっても。
その部分をかわいいと受け止められるか、
何か拗らせててめんどうだと思うかは、
女性側の度量にも依るのかもしれません。
以前の私のように、
あー、めんどくさいと
切り捨ててしまうか。
その幼児性=ピュアで少年の心を持つ男性として、
大切に育てていくか。
女性は育てる力に長けています。
その母性で、人を育てて、包み込んでいける存在になりたいものですね。
ちなみに、今でもたまに「男ってめんどくさいな」と思うことがあります。笑
私自身も母性を育てていこうと思います。