チャンスって、唐突にやってきますよね。
「えっ、今!?」
というような見事なタイミングでやってきて、
私達に決断のバトンを渡す。
しかし、チャンスが来たときに、
もたついていると、
あっと言う間にチャンスの扉は閉まる。
何だか電車待ちに似ていませんか。
わずかな差で電車のドアが閉まって、
電車に乗り損ねてしまった。
次の電車がくるまで、待たないといけない。
大きいチャンスであればあるほど、
特急電車のように本数が少ない。
一本逃すと、次の電車まで、かなりの時間が空いてしまう。
さっきの電車に乗っていたら、
今頃目的地に着いたかな、
なんて思いながら、
電車待ちの時間が
たまらなくじれったくなることもある。
電車は次の時間が決まっているけど、
チャンスはいつ来るかわからない。
来たら乗るだけ。
シンプルだけど、どこまでも複雑に考えることもできる。
もうこの手のチャンスは来ないかなと思っても、
また少し時間が経つと、チャンスの電車はやってくる。
そこで乗るしかない。
終電だと思って、今度こそ乗ろう。
乗ってから乗り換えで、ルートを変えることもできる。
チャンスの扉は、
わずかな時間しか空いてないから、
来たら軽やかに乗ろう。