東日本大震災から10年が経ちました。


10年前のあの日。
いつもは歩いて5分もかからない職場なのに、研修で電車に乗って1時間くらいのところに行っていた私。

研修中に今までに感じたことがない程の大きな揺れ。
幾度となく感じる大きな余震に、

『子供たちは大丈夫?
 主人は?義母は大丈夫?』

携帯電話も通じず、どういう状況なのかという情報も一切入ってこず、不安ばかりが大きくなっていったことが思い出されます。


電車も止まり、バスは満杯で途中から乗ることなどできる状態ではなく、帰る術も分からないまま、とりあえず30分ほどかけて主要駅まで歩くことに。
もう少しで駅!というところで、運よく目の前でタクシーが止まり、タクシーから人が降りてくる前から、ドライバーに向かって『次に乗せてくれ!』の孟アピール!

なんとしてでも、子供たちの待っている家に帰らなければ!!と必死でした。


タクシーに乗り込み、タクシーの運転手さんから、
『震源地は東北の方で、東北の方は大変なことになっているらしい』
という話を聞きました。


子供たちの無事は、近所のお友達が根気強く私に電話をかけ続けてくれたお陰で(大変ありがたかったです!)、帰宅途中に知ることができましたが、家に帰って子供たちの顔が見られて、すごく安心したことが思い出されます。


長女が機転を利かせて、主人の実家と私の実家とに学校からの帰宅後すぐに自分たちの無事を知らせる電話をしていました。
夕方には、電話はつながらない状態になっていたので、
『よくやった!』とみんなに褒められ、いまだに語り草になっています

テレビに映し出される震災の映像を信じられない思いで見ていました。
日が経つにつれてわかってくる被害の大きさに、胸が痛く、あの時は日本中が悲しみに覆われていたようでした。


あれから10年。
中学3年生だった上の娘は結婚をし、中学1年生だった下の娘も社会人となりました。


ずいぶんと復興が進んだところもありますが、まだまだ道半ばのところも多く、私なりにできることをして、今後も復興を応援したいと思います。


震災とは全く関係ないですが、
こちらは、ガラスを使ったピアスとペンダントトップ。




コロナもまだまだ治る気配はないですねチーン。早く安心して暮らせる日々が戻ってきますように。
なんてことのない日常が一番尊いものなのだと、改めて思い知らされる1日となりました。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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