日本人の普段の料理に欠かせない調味料「醤油」。
しかし、この「醤油」は日本だけでなく昔から世界で使われていたのって
ご存知ですか?

鎌倉時代、中国(宋)に渡って、仏教を学んだ覚心というお坊さんが、持ち帰
った味噌の製法を、現在の和歌山県湯浅町あたりの村人に伝えました。
そのとき、桶の底に溜まった液体が非常に美味しくて。これがたまり醤油の始
まりとも言われています。
その後、改良が重ねられ、醤油として本格的に生産されるようなったのは、江戸時代。
初めは「たまり醤油」が主だったんですが、関東で「こいくち醤油」、
関西で「うすくち醤油」が作られるようになって、日本の食生活に欠かせない調味料と
なっていきました。
さらに、醤油は江戸時代の中ごろには、オランダ商人によって、
アジアからヨーロッパまで輸出されていました。

徳利の形をした焼き物に詰められて、その名も「コンプラ醤油」!
コンプラとはポルトガル語のコンプラドールを略したもので「商人・仲買人」という意味です。
そして、驚くなかれその醤油を、フランスの時の皇帝、あのベルサイユ宮殿を
造ったことでも知られるルイ14世も大好きだったんです!
フランスでは宮廷や王室専用の調味料として珍重され、肉料理の隠し味に
使われていたそうです。
ところで、このコンプラ瓶に書かれている「ZOYA」は「しょうゆ」という
日本語の音が変化したものといわれています。
英語で醤油はSoy sauce
英語の「Soy」フランス語の「Soya」イタリア語の「Soja」も同様
日本語から生まれたんです。
醤油の主原料である大豆は英語でSoy bean
1700年代当時、ヨーロッパになかった大豆を「しょうゆ用の豆」
という意味でつけられたといわれています。
こうして醤油が世界に広まっていったわけです。
そして、時は流れて、醤油が世界的に人気が出るのは、1950~60年代。
キッコーマンが、1956年のアメリカ大統領選挙の時。テレビの開票速報で
なんと15分おきにしつこくCMを流したのが、人気が出るきっかけとなった
といわれています。
その効果で「肉料理には醤油が合う」ということが広まり、西海岸のスーパーにも
醤油が並ぶようになったんです。
そして、いよいよ海外で醤油の生産が始まりました。
現在では、アメリカ、中国、オランダなどで醤油の海外生産をしていまして、
世界100ヶ国以上の国で、新しい調味料として受け入れられています。
そしてさらに、アメリカやヨーロッパの「すし」を初めとした日本食ブームも
あって、海外での醤油の人気はますます高まっているそうです。

しかし、この「醤油」は日本だけでなく昔から世界で使われていたのって
ご存知ですか?

鎌倉時代、中国(宋)に渡って、仏教を学んだ覚心というお坊さんが、持ち帰
った味噌の製法を、現在の和歌山県湯浅町あたりの村人に伝えました。
そのとき、桶の底に溜まった液体が非常に美味しくて。これがたまり醤油の始
まりとも言われています。
その後、改良が重ねられ、醤油として本格的に生産されるようなったのは、江戸時代。
初めは「たまり醤油」が主だったんですが、関東で「こいくち醤油」、
関西で「うすくち醤油」が作られるようになって、日本の食生活に欠かせない調味料と
なっていきました。
さらに、醤油は江戸時代の中ごろには、オランダ商人によって、
アジアからヨーロッパまで輸出されていました。

徳利の形をした焼き物に詰められて、その名も「コンプラ醤油」!
コンプラとはポルトガル語のコンプラドールを略したもので「商人・仲買人」という意味です。
そして、驚くなかれその醤油を、フランスの時の皇帝、あのベルサイユ宮殿を
造ったことでも知られるルイ14世も大好きだったんです!
フランスでは宮廷や王室専用の調味料として珍重され、肉料理の隠し味に
使われていたそうです。
ところで、このコンプラ瓶に書かれている「ZOYA」は「しょうゆ」という
日本語の音が変化したものといわれています。
英語で醤油はSoy sauce
英語の「Soy」フランス語の「Soya」イタリア語の「Soja」も同様
日本語から生まれたんです。
醤油の主原料である大豆は英語でSoy bean
1700年代当時、ヨーロッパになかった大豆を「しょうゆ用の豆」
という意味でつけられたといわれています。
こうして醤油が世界に広まっていったわけです。
そして、時は流れて、醤油が世界的に人気が出るのは、1950~60年代。
キッコーマンが、1956年のアメリカ大統領選挙の時。テレビの開票速報で
なんと15分おきにしつこくCMを流したのが、人気が出るきっかけとなった
といわれています。
その効果で「肉料理には醤油が合う」ということが広まり、西海岸のスーパーにも
醤油が並ぶようになったんです。
そして、いよいよ海外で醤油の生産が始まりました。
現在では、アメリカ、中国、オランダなどで醤油の海外生産をしていまして、
世界100ヶ国以上の国で、新しい調味料として受け入れられています。
そしてさらに、アメリカやヨーロッパの「すし」を初めとした日本食ブームも
あって、海外での醤油の人気はますます高まっているそうです。
