2013年も残すところあとわずか!
そして年末年始といえば蟹ですよね。
蟹といえば、この時期人気なのが
「ズワイガニ」と「タラバガニ」

「ズワイガニ」はオスとメスとで呼名が違ったり、
水揚げされる地方によっても
呼名が違うのってご存知ですか?

ズワイガニ

ちなみに、
「松葉ガニ」とは「ズワイガニ」のオス
「コッペ」とは「ズワイガニ」のメス
それも京都・兵庫・鳥取あたりでの呼名です。

福井では雄は越前ガニ、雌はセコガニ
石川では雄は加能ガニ、雌は香箱ガニと呼ばれています。

ところで「カニみそ」ってズワイガニの脳みそ?
と思っている人もいるんじゃないですか?
実は「カニみそ」と呼ばれているものは、
「肝膵臓」といい肝臓と膵臓の働きをしている器官で、
脳みそではないそうです。


一方の「タラバガニ」は、生物学的にいうと、
蟹ではなくヤドカリ
だってことご存知ですか?
最も消費者にとってはどうでもよいことですが・・・・・

タラバガニ

タラバガニもズワイガニも、
どちらも日本人に好まれているカニですが、
それぞれ異なる特徴を持っています。

まず味の違いは、
タラバガニの足は太く身が引き締まっているので、
プリプリとした食感を楽しめて食べごたえがある
のが特徴です。
それに対して
ズワイガニの足は細く身の量も少ないですが、
非常に甘味のある身で、カニのうま味を存分に
味わえるのが特徴です。

調理の仕方も、
タラバガニは大ぶりな身を楽しめますが
味はやや淡白なので、そのまま茹でて食べるよりも
カニ鍋にして食べる方が良いとされています。
ズワイガニはカニ本来のうま味と甘みを
味わいたいので、茹でガニやカニしゃぶで
そのまま食べるのが適しています。

そんな美味しい蟹、この冬たくさん食べたいですね!




読者登録してね