食品偽装が次々に発覚!
 老舗百貨店の高島屋が、ブラックタイガーを使っていたのに「車エビ」と表示したり、
牛脂を注入した加工肉を「ステーキ」として客に提供していたことが明らかになった。
 笑っちゃうのが、加工肉を堂々と提供していた旅館「奈良・三笠」が、3年連続でミシュランに
掲載されていたことだ。グルメのはずの審査員も“偽装”を見抜けなかったらしい。

 だまされた消費者は、カネを取り戻せるのかどうか? ということが随分話題になったが、
本人が美味しいと思ったなら、それはそれでいいんじゃないですかネ?

 料理人が上手なら、材料が多少落ちても美味しい料理が出来て、客を満足させられる、
それがプロっていうもの! ディレクターが上手なら、やらせなんか絶対にバレない!
というテレビ業界と一緒・・・つい口が滑って余計なこと言ってしまいました。(笑い)

 まあ故意に騙すのはよくないですが、そもそも私たちは日々いろいろなものを口にしている。
おいしい食材や店の情報もあふれている。しかし、その食べ物が何を材料にして作っているのか、
どんなものが含まれているのかは案外と知らされていない。

 私事ですが、お弁当屋さんで配達のアルバイトをした経験があるのですが、その時、
厨房の倉庫を覗いたら、原産国「中国」以外の商品を見つけられませんでした。
メインの焼き魚やハンバーグ、鳥の唐揚げなどは勿論、春雨、柴漬け、煮物、梅干し、煮豆、
卵焼き等々、エッ!中国人も日本人と同じ物を食べるんだ!?と思ってしまったぐらいです。
日本の商社が日本向けに現地で作らせて逆輸入しているわけですから、当然なんですが・・・・・

 今の時代、添加物を一切摂らない食生活を送る事は難しい。無農薬野菜にこだわったり、
遺伝子組み換え食品は絶対口にしないというのも難しい。例えば、豆腐や醤油。
どれもこれも国産大豆使用と書かれているよう見えますが、大豆の自給率は4%程度。
殆どが輸入品・・・・・

 だからこそ知りたい、正確に知った上で自分で判断したい、食べるか食べないか?
思ったことを何でも書き綴ろうと思って始めた「Dr Kのブログ」、暫く「食」にこだわって
書いていくつもりです。ご興味のある方は、是非読んでください。よろしくお願いします。