どうも、お久しぶりです。
更新ペースがすっかり落ち、数ヶ月に一度というサボり状態が続いています。


うちのブログの存在なんてすっかり忘れられているだろうと思っていましたが。
覚えてくださっている方もいて。
ありがとうございます 。

記事を一時、限定公開(実質、誰にも読むことができないように)にもしていたんですよ。
ちょっと手直ししてすぐ戻すつもりがすっかり放置になっていて。
そんな時、保田圭ファン倶楽部さんよりメッセージを頂きまして。
以前書いた舞台レポをまた読みたいと言って頂けたのは、かなり嬉しかったりしました。


で、結局記事の手直しもせず、相変わらずの駄文更新に戻ってきた次第です(笑)




前回、『B・B』の感想だけでもアップしたいと言ってから・・・。
もう8月。
気が付けばDVDの発売目前となってきました。


前回書いたように、今回はレポにはしません。
ストーリー展開の緊張感、この作品をDVDで初めて見る方にも味わって欲しいのです。
なので、今回は観劇メモのような形にしたいと思います。

もちろんいつも通り、他人の感想に興味のない方。
DVDで見るまで、一切情報をいれたくない方には、このままお帰り頂ければと思います。




では。
保田圭ちゃんが女優として立つ、今年2本目、通算26本目の舞台。
それが、大人の麦茶 第十九杯目公演『B・B~bumpy.buddy~』でした。


けいちゃんが大人の麦茶さんに出して頂くのは今回で3回目。
女優として3本目だった、2006年の『ネムレナイト』。
そして、7本目だった、2007年の『ちがいますシスターズ』以来です。

この5年という歳月はもちろん。
この5年間に20本近い作品に出演し、経験を積んできたけいちゃん。
その成長した姿を、みせて欲しい。
いらぬ気合が、自分には少しありました(笑)


稽古が始まってから、オトムギのブログや、作・演の塩田泰造さんのブログをチェック。
けいちゃんの役者としての評価を見るたびに、「よしっ」と思う日々。
皆さんの言葉から、今回もいいものを観させてくれそうだと期待が募りました。

けいちゃんも、いつも通り「もがきながら」、よりいいものを目指して稽古していること。
本人のブログや、特設ブログなどからもわかりましたよね。

そうやって期待を膨らませて観た舞台。
楽しむことができました。
期待以上に魅せられてきました。



けいちゃんの役は、ジャズシンガーのモナ。
訂正、美人(←これ忘れちゃいけませんね)ジャズシンガーです(笑)
劇中に歌があること、ブログでわかっていましたが、歌い手の役でした。

オトムギ並木秀介さん演じるカワムカイや、劇団秘密兵器の岩田有弘さん演じる明智。
2人は熱狂的なモナのファン。
特に明智くんに感情移入したけいちゃんファンの方も多いのではないでしょうか?
塩田さんブログなどに「モナーナ」という表現があったりしましたが、モナの歌に魅せられた方のことを指します。


モナには、バーで歌手として歌うシーン。
他に、ある場所で想いを込めて歌うシーンもあります。



けいちゃんは登場してすぐ歌。
これがいきなり鳥肌でした。
歌う姿にみとれ、聞き惚れる。


モナは色っぽく艶っぽい大人の女性。
その色気も、衣装などでただセクシーさを出しているのではなく、纏っている雰囲気に色気があります。
主演、坊屋役のBerryz工房、夏焼雅ちゃんの少女っぽさと対比していました。


モナは、本心を隠して話すセリフと、あることによって本音が聞こえてくる部分があるのですが。
突き放したような表向きの声と、少女さが少し残る本音の部分。
この声の使い方が良かったです。
声の艶が違うと思いました。



そして、バー以外のとある場所で歌う「ベビースモーク」。
塩田さんのブログの後日談で曲のタイトルが明かされましたね。

もうこの歌が本当に素晴らしかった!
歌詞もいいのですが、歌い方がもう!!
苦しくて切ないです。





さて。
これ以上書くとストーリーのラストにまで触れかねないので、この辺にしておきます。

簡単に他の出演者さんのことも。



主演の雅ちゃんは、過去に自分が観た時も、気の強い役だったりしました。
今回も強気な部分が多く、彼女自身、そういうのが得意ではあると思います。

でも今回は、迷ったり悩んだりする弱さをみせる部分や、優しさのある可愛らしい部分。
そういったところで魅せてくれました。



同じく主演、馬場役の、オトムギ和泉宗兵さん。
チラシの写真では伝わりにくいですが、長身のイケメンです。

表裏のない(←これが物語のポイントでもあったり)、良く言えば正直者、悪く言えば単細胞。
熱く、若干暑苦しいのですが、信じていいと思わされる人です。

雅ちゃんと和泉さん、名コンビでした。



須藤茉麻ちゃんはとても重要な役。
キャラ的要素が強い部分とそれが消えるところ。
魅せられます。

彼女はBerryz工房の中でも芝居が好きで得意なようですね。
とても難しい役を任されていました。



ハロプロの研修生、宮本佳林ちゃんも良かったです。
愛らしくて、内気で、健気で。
でもたくましくなって。
正直、彼女に泣かされます。



肥後あかねさんは婦人警官。
けいちゃんとは、『安倍内閣』で一度共演している方です。
今回、緊張したシーンが続く中で、肥後さんは空気を変える存在。
作品や客席に一息つかせる大事な役で。
コメディ的要素を多く任されていました。



オトムギ池田稔さんは刑事チームのハンチョウ。
ビシッとした上司役、お似合いでした。



オトムギ中神一保さんと池田さんは古くからの知人の役。
この2人の空気、重みがあります。



オトムギ並木さんは危険な雰囲気のある人物。
雅ちゃん、和泉さんとの緊迫のシーンは手に汗握ります。



オトムギ宮原将護さんは目撃者であり・・・。
熱と、勢いのある芝居を観させてくれます。
お若く見えますが、けいちゃんと同い年。
けいちゃん、いい刺激を頂けたのではないでしょうか?



オトムギ石澤さんは今回が初舞台。
セリフはほとんどないですが、ギター弾きとして登場します。
モナのステージの、大事な相棒です。



秘密兵器の岩田さんは、先にも書いたようにモナの大ファン。
憧れの人と対面してのテンションの上がりっぷり。
観ていてとても楽しいです。



土屋雄さんはモナの元夫。
舞台の上演前は登場が明かされていなかった方です。
塩田さんの強い要望によりご出演となったようですよね。
セリフはないですが、登場から魅せられます。




といった感じです。
内容になるべく触れないようにすると、感想すらほとんど書くことができない方もいらっしゃるのですが。
けいちゃんのカワイイ後輩ちゃんを中心に、メモしてみました。





けいちゃんの登場シーン。
時間で考えれば、さほど多くはありません。
でもそれは出演が明かされたときから予想されていたことですし。
何より、出演時間なんて気にしていられないほど、魅せられていました。
重要な役でした。


この作品、重要じゃない役の人なんているのか?ってくらい、それぞれの役割りが本当に濃いのですが。
その中でも、けいちゃん、○○ちゃん、○○さんは要注目で。
舞台に上がっている時間は、一瞬たりとも目が離せません。

たぶん、DVDで観ていても疲れると思います。
それくらい、気の抜けない作品です。




DVDがもうすぐ届きます。
また、この作品を見ることができる。
そして、モナに会うことができる。
本当に楽しみです。