朝日新聞全国版、生活面にて連載されている「患者を生きる」。
今週の火曜日から始まった保田圭ちゃんの“扁桃炎”体験記事。
本日は5日目です。




無事手術を終え、順調に回復してきたけいちゃん。
退院の日を迎えます。
今日はそこからです。


昨日の記事の最後にあった文章。
けいちゃんがやりたかったこととは。

ブログで、
“扁桃腺体験記”
を書くことでした。

「同じように扁桃炎でつらい思いをしている人の役に立ちたい」
けいちゃんがブログで体験記を書くときにも記していた言葉です。


体験記を書くために病院食の写真もちゃんと残していて。
けいちゃんの並々ならぬ熱意を感じました。


“扁桃腺体験記”を一刻も早く書き始める。
そのために、退院後すぐ、ブログを更新したのでしょうね。

まず、何も知らないでいた我々ファンに入院、そして手術をしたことを報告してくれました。

あの日、入院、手術という予想外の話に、ただただ驚きましたよね。
あの衝撃は今でも忘れません。


そして、同じく驚いたこと。
それは、この時初めて知らされた“扁桃炎”のこと。
デビュー当時から患い、どんなに悩まされていたのか。
けいちゃんがずっと隠していたことを初めて話してくれました。



けいちゃんをずっと応援してきて。
けいちゃんがずっと大好きで。
けいちゃんをたくさんたくさん見てきたはずなのに…。

全然知らなかった。
全く気が付かなかった。


けいちゃんの今までの頑張りに、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいになりました。




ブログでの“扁桃腺体験記”は本当に力作で。
発症からどんどん悪化する症状のようす。
手術決断から退院。
そして日常生活に戻るまで。
細かく記されていました。

“扁桃炎”がどんなものなのか。
手術をしてどう回復していくのか。
何も知らなかった自分が、経験したかのようによくわかって。
けいちゃんの文才には感心するばかりで。

でも。
まとめ方や表現の仕方が上手すぎて。
痛みや苦しさまでもが、自分にもリアルに感じられてしまって。
そんな部分まで伝わってきてしまうのは困りものでした(苦笑)


食べ物が鼻から出た
とか。
ヨダレが以上に出る
なんて。
たとえ病気を治す過程のものだとしても、普通、女性はあまり言いたくないことだと思います。

それでも、体験記の詳細さを優先し、こと細かく書いたけいちゃん。
やると決めたことに対して、常に真摯な姿勢。
こういうところにもけいちゃんらしさが出ていましたよね。



この体験記は話題になり、ブログにたくさんのコメントがつきました。
けいちゃんを心配する声はもちろん。
“扁桃炎”に苦しむ方々からも。

けいちゃんの願い通り、同じように苦しむ方の励みになったり。
貴重な体験談としてお役にも立てたようで。
コメントを読んで、嬉しく思いました。



その手術から1ヶ月半後には舞台『ロマンチックにヨロシク』の稽古に入り。
2ヶ月半後には本番。
“扁桃炎”を心配せずに思いっきりやりきれたようです。

その成果は自分の目でしっかり観てきました。
けいちゃんの演技に魅せられるのはいつも通り。
いや、それ以上でしょう。
更に、今後の飛躍を確信させられる演技でしたので。


声に手術の影響が出ていないことも自分の耳で確かめました。
あったかくて優しい綺麗な歌声に熱くなりました。

もうすぐDVDが発売になるので多くの人に確認して頂けますね。



今年の1月、久しぶりに出演した「うたばん」。
モーニング娘。時代、“いじられキャラ”として愛されていた番組でした。

そのスタッフさんが考えて下さったけいちゃんの肩書き。

“舞台女優”


「うたばん」ならもっと別のがくるかな?と思っていました。
もっといじられるような。
笑いがおきるようなものを想像していました。

なので、この名札は本当に嬉しくて。
「うたばん」スタッフさんの愛情に感謝しました。



さて。
春を迎えて、“舞台女優”は新しい舞台へと動き出します。