私は幼少期からストレスが限界値を超えると

破壊的衝動に走ってしまう傾向にある。

私の場合の破壊衝動は

・自分を傷つける(叩く、つねる等で痕が残らない程度)

・物にあたる(自分の物限定)

・大声を出す(周りに迷惑が出ない場所限定)

・関係性を全て断ち切りたい衝動に駆られる

であり、基本的には他者に知られない。

どこかで自制がかかっているのだと思う。

 

もちろんこうなった要因もあり。

それは私の生まれ育った家庭環境にある。

まぁそれはそれは物心ついた時からトラウマ確定レベルの発言を受けまくったおかげで、見事私の中に破壊衝動が芽生え、大人になった今でも苦しめられている。

 

私は本当につい先日まで、これは自分の性格の問題なんだと思い込んでいた。

なので事ある毎に自分を責めていた。

何日か前もちょっとした事なのに隠れて自分を思いっきり叩いてしまっていた。

このままではよくない、と心の底から変わりたいと思い

何か良い解決法がないかと調べていたら

この「破壊衝動」という言葉に出会った。

Wikipediaによると

『破壊衝動とは、人間に様々な事柄が原因となって主に発作的に沸き起こる衝動であり、そこから物事を破壊したり暴れるといった行為を起こすという欲求に駆り立てられるという状態になること』

とある。

これだけを見ると、機嫌が悪いヤンキーなら誰でもやりそう…と思いがちだが、その辺にいる至って普通のアラフォーおかあちゃん(私)でも当てはまるから不思議だ。

 

この破壊衝動に走ってしまう要因はいくつもあるが

そのなかで私が一番腑に落ちたのは、

『幼少期に十分な愛が注がれなかった経験があると、

大人になってもその幼少期の自分を自分で守ろうとしてしまう。

そのため全てのベクトルが外ではなく内に向いてしまい、

良いも悪いも主が全て「自分」になってしまう』

というものだった。

だから周りに目を向けられず(周りへの影響を優先できず)

破壊衝動に走ってしまうのだそう。

 

気持ちが全て内に内に向いてしまう、というのは凄く腑に落ちた。

自分を責め続けて自分の中の原因を深堀りしてまた自分で自分を傷つけて、と

延々と自分地獄をループしているような感じ。

そして私は昔から自分の心の片隅にあるものがあって。

それは、透明な球体に体育座りで下を向いている小さい自分が入っていて

その球体ごと今の私が抱きしめている、というもの。

何故だかは分からないが、気づいたときには私の心の中にあった。

「私が守らないと!」みたいな感じでずっと。

あぁ、これ分かる人いるかなぁ…?

言葉で伝えるってムズカシイ…

でもまさしくこれがいかんかった、ということが私の中で衝撃で。

だってうん十年「そうしなくては」という気持ちでやってきて、

「その思考が今のあなたを苦しめているのかもしれませんよ?」と言われたら

ポップに言えば「がびぃぃぃぃん」事案である。

 

ということで。

こういうのはイメトレが大事。

それも毎日絶対にするというのが大事。

なので早速今日から

いつも心にいる小さい自分に

「もう大丈夫」と一声掛ける。

そして生きている「今」に集中する。

 

虹だ~