わたしの「好き」は、みんな好き。
わたしの「嫌い」は、みんな嫌い。
そう思いこんでいた過去のわたし。
いまとなっては、ホンマ驚愕やわ~
わたしが好きでも、それを嫌いだと思うひともいる。
わたしが嫌いでも、それを大好きだと思うひともいる。
って、あたりまえのことやけど…!
それがあたりまえのことだと気がついたのは、
なななんと、30代後半
そのあたりまえに気がつけたのは、
洋服の組み合わせについての1日講座を受けていた日。
生徒は、わたしとAさんのふたりだけ。
先生に、
「資料のなかで、好きな色と、嫌いな色を選んでください」
と言われて、
わたしとAさんが選んだ色が、見事に正反対!
わたしの選んだ好きな色は、
黄色!ピンク!というような、ビビットカラー。
わたしの選んだ嫌いな色は、
ダークブラウン、ダークグレーというような、ダークカラー。
Aさんが選んだ好きな色は、ダークカラー。
Aさんが選んだ嫌いな色は、ビビットカラー。
わたしの好きな色は、Aさんの嫌いな色。
わたしの嫌いな色は、Aさんの好きな色。
見事なくらい、正反対や~ん!
わたしが好きはモノは、みんな好き♪だと思いこんでいた当時のわたしは、この結果に、
ビビットカラー、めっちゃ可愛いやん!
なんで嫌いなん???
ウソー!
と、内心、ハテナが飛びまくり~。
本気で意味が分からなかった
先生に、その色を選んだ理由を聞かれました。
わたしの答えは…
・ビビットカラーは、明るくて可愛くてテンションが上がるから好き
・ダークカラーは、暗くて重くて気分が落ちるから嫌い
Aさんの答えは…
・ビビットカラーは、こどもっぽくて嫌い
・ダークカラーは、オトナっぽくて好き
わたしとAさん…
視点が全然ちがーう
もう、衝撃でした。
Alexandr IvanovによるPixabayからの画像
わたしが好きな色・嫌いな色を選んだ基準は、
色の明暗での自分のテンションのちがい。
Aさんが好きな色・嫌いな色を選んだ基準は、
こどもっぽいかオトナっぽいかのちがい。
なにをチョイスするか、
どこをチョイスするか、
ひとによって、全然ちがう
そりゃあ、人間、すれちがっちゃうよね~
これがもし、
「オトナっぽいのは、ビビットカラーとダークカラー、どちらですか?」
と質問されたら、
わたしは、「ダークカラーです」と答えるやろうし。
反対に、
「明るい色はどちらですか?」
と質問されたら、
Aさんは、「ビビットカラーです」と答えるやろう。
でも、
「好きな色は?」と質問されたら、
「好き」の判断基準も、色の感じ方も、ひとそれぞれ。
あたりまえのことなんやろうけど、
そのあたりまえを、知ることが出来てよかった