こんにちは

5月から咲いているマリーゴールドが今も咲いています

開花期間が長いとは聞いていましたが、今も咲いていて、

一体いつまで咲き続けるのかな?って夫と話しています

 

読書の記録を書いていなかったので、

7月に読んだものなのですが

まずこちら

「たまごの旅人」 近藤 史恵さん

(裏表紙より)

未知の世界へ一歩踏み出す勇気が湧いてくる物語

念願かなって海外旅行の添乗員になった遥。

風光明媚なアイスランド、スロベニア、食べ物がおいしいパリ、北京……

異国の地でツアー参加客の特別な瞬間に寄り添い、ひとり奮闘しながら旅を続ける。

そんな仕事の醍醐味を知り始めたころ、思わぬ事態が訪れて――。

ままならない人生の転機や旅立ちを誠実な筆致で描く、ウェルメイドな連作短編集。

1st trip   たまごの旅人

2nd trip   ドラゴンの見る夢

3rd trip    パリ症候群

4th trip    北京の椅子

5th trip    沖縄のキツネ

 

「ときどき旅に出るカフェ」の著者、近藤史恵さんの短編集。

主人公の遥は「ときどき旅に出るカフェ」にも出てくる遥と一緒なのかな?とそこも気になりました

作中に出てくる海外の名所や食べ物が気になってネットで調べてしまう

特に気になったスロベニアのリュブリャナ ブレッド湖

行ってみたくなる…

作中の描写が、一緒に旅をしている気分にさせてくれ小説でした

 

ただ、読んでいると、ツアー参加者のわがままな人とか、

少しイラっとしてしまうことも 笑

実際にも居そう 苦笑

 

最後の話はコロナ禍のお話で、コロナの頃は添乗員さんは仕事がなくなって大変だったんだろうなと改めて思いました

あの時期、いつこの状況から抜け出せるのだろうって不安だったのが思い出されました

今もコロナはあるけれど、今ある日常に感謝だなと思います

 

わたしは、新婚旅行でイタリアに行きましたが、そのときの添乗員さんがすごく素敵な方で、

夫がずっと昔からインテルが好きで、インテルのレプリカユニフォーム着ていたんですが(恥ずかしかった)

ミラノの空港に向かう途中、時間に余裕があるからと、インテルのスタジアムに寄ってくださったんです

(長友選手の活躍もあって、インテルは既に有名でしたが、男性陣しか喜んでなかったかも 笑)

夫は感激して写真をたくさん撮っていました

(夫は、ローマ滞在中に、インテルの試合を観戦しに行きました。チケットは日本で手配して)

他にも帰りのミラノの空港でオススメのお店を教えてくださいました

それが、Venchi(ヴェンキ)でした

日本人も好きなチョコレートだと思うしきっといつか日本に入りそうと

海外のチョコレートって好みじゃないものもあると思うんですが、本当に美味しくて

日本にお店ができないかなって思っていたらその後お店ができました

添乗員さんの言った通りになったなぁて思いました

添乗員さんって旅を特別にしてくださるスペシャリストですね

 

次にこちら

「逆転美人」 藤崎 翔さん

(裏表紙より)

美人に生まれたのは罪ですか―――?

抜群の美貌のせいで幼少期から何度も犯罪やいじめの被害に遭い、不幸ばかりの人生を歩んできたシングルマザーの香織(仮名)。

とうとう娘の学校の教師にまで襲われ、その事件が大々的に報道されたのを機に、手記『逆転美人』を出版したのだが、それは社会を震撼させる大事件の幕開けだった。

果たして『逆転美人』の本当の意味とは⁉

 

帯に「紙の本でしかできない超絶トリック」とあったのですが、

確かに…

わたしはこのトリック、気づきませんでした

なんとなく出てくることの時代に違和感はあったもののあんまり突っ込まない性格だと気にしないかも

お話自体も面白かったですが、

こんな風に考えて文章を組み立てるってすごいなぁって

そっちの方が強く残った感じです。

(ただ失礼ですが…たぶん時間が経ってから再度読み返さないタイプの本かも。図書館とかで借りられる人はその方が良いかなと…)

 

 

この2冊の後、少し読書はしていなかったのですが、

8月後半に入って、なんとなく、本が読みたくなりました

 

昔は読書感想文が好きじゃなかったから、夏休みに本を読むのが嫌だったな…アセアセ

なんか感想文用の本を無理して読まなきゃいけない感じがして

 

先日夫と、読書感想文の書き方って教わった?教わっていないよね?って話しました。

教わっていないのに、急に宿題出されて、

原稿用紙何枚以上とか

本の文の引用はダメだとか

それだけで

どうやって書くのかわからないまま

なんとなく思ったことを広げて広げて書くしかなかった…

今は読書感想文の書き方ってネットで調べれば出てくるんでしょうけど

 

優秀な感想文は何か表彰されて、それを読んで、こういう風に書くんだってなったよね

読書感想文って苦痛だったよね~知らんぷり って 苦笑

わたしたちの認識は同じでした

今となっては、本を読むことも、そこからいろいろ考えることも、自分で文章を作ることも

大切なことだと思いますけど

…もし今読書感想文の宿題を出されても嫌だなって思います泣き笑い

ブログで書くくらいの自由で軽いものならいいんですけどね

読書をしながらそんなことを思った今年の夏でした