先日、父の月命日で実家に行ってきました。

母と、1年と2ヶ月経ったんだよねと話して。

 

昨年のわたしの誕生日は、父が会いに来てくれたのを感じたけど、

今年は感じることがなかったので、

わたし:「お父さん、お姉ちゃんが言うように、極楽で楽しんでるのかな」

 

母:「お姉ちゃんはよく、お父さんは極楽でおじいちゃんおばあちゃんに会えて楽しく暮らしてるって言ってるね。そうなのかな」

 

わたし:「でも、わたしは今も時々、お父さんに会いたくて涙が出るんだよね」

 

母:「お姉ちゃんも、時々、お経あげながら泣いてるよ。寝るときに泣いてるときもあるし。」

 

母の言葉を聞いて、やっぱり姉も想いは同じなんだなって思いました。

いつも、「お父さんは極楽で楽しくしてる」って言う姉。

きっと、それが姉なりの心の安定というか落ち着きどころなんだろうと前々から思っていました。

姉はお葬式以来、わたしの前では泣かないです。

でも、寂しい、会いたい気持ちは、やっぱり今も同じ。

 

まだ泣いてるのって思う人も居るかもしれない。

でもやっぱり、わたしたちにとって父の存在は大きくて、大好きで

今も会いたいと願ってしまう。

わかっていたけれど、姉も同じだと知って、嬉しかった。

 

 

ちなみに、うちは浄土真宗です。

正直、信仰心もなくどちらかというと無宗教な感じですが。

父方も母方も浄土真宗なので、父の葬儀も浄土真宗でした。

浄土真宗は亡くなったら極楽にいけるそう。

修行がある宗派もあるみたいですが、浄土真宗はすぐに極楽へ。

残された家族には何か安心できる考え方だなって思います。

実家に父方の祖父が買った仏壇がありますが、今は父のためにお経をあげています。(母と姉は毎日)

実家に行くと、常にお花が飾られているし、父が甘いもの好きということもあり常にお菓子が供えてあります。

やっぱり、父が幸せでいてほしいと、母も姉もわたしも願っているんですよね。

あの世とか極楽とか全然わからないし、無宗教みたいな生活だったのに。

今もあの世とか極楽とかわからないですけど。

仏壇も姉が将来困るので、先日お性根抜きをしたので今度引き取ってもらい、写真と位牌のみ置く予定です。

ちなみに、夫の方は浄土宗。浄土宗はすぐ極楽ではないらしい…(詳しくないので間違っていたらすみません)

お葬式も、法事もやっぱりちょっと違っていて、同じ仏教でも宗派の違いがあるのがわかりました。

うちの実家はお墓もなく、祖父母はお寺で永代供養。

義実家はお墓あり。夫は長男。子どもいない。将来どうするお墓問題…も頭の片隅にあったりします。

正直この先、義両親を自分の親のようにっていうのは難しいと思います。

自分の親と分かれて、義家族と同じお墓…やっぱりなんか全然考えられない。

あの世とか極楽とかもわからない人間なんですけど…  ←何度も言ってしまいますが、やっぱり無宗教な感じなのでその辺深く考えないです。

まぁ、義母も、義祖母と同じお墓は嫌だと義父の前で言っていたのでね… (しかもお墓で、納骨するときに…思いやりとは…こういうとこだよ…って思う)

大切な人を思う気持ちだけでなく、自分が歳を取るといろいろ考えることが増えますね。