こちらに来る前は、「シドニーの交通機関は適当で、しょっちゅう遅れるしキャンセルになったりする！」と聞いていたのですが、たまたまなのか、私があまり気にならないのか、基本的にちゃんと時間通りにやってきて、今まで一度だけ乗る予定の電車がキャンセルになって30分以上待った事がある位でした。
それが遂に昨日、本格的な電車トラブルに巻き込まれました。
乗っていた電車の1つの車両から煙が出た、という事でその電車の運行が中止になり、乗客全員降りなくてはならなくなりました。
どうやって会社に向かえば良いんだろう、と思いながらとりあえず会社に電話することに。
周りの人達も各所に電話を掛けていて、結構な人が「I'm now stuck in a train due to a mechanical issue」と言っていたので、ふむふむ、そういう表現を使うのね、と思い、私もそっくりそのまま使いました（笑）
電話に出たのはエイプリルフールに私を騙した同僚だったのですが、「どうやって会社に辿り着いたら良いか分からないよー」みたいな事を言ったら、「That's easy!(そんなの簡単だよ) Get out and push it!(外に出て、電車を押せば良いんだよ)」と言われました^^;
駅員さんのアナウンスで、数駅戻って(この時点でほぼ振り出しに戻った状態。。。)別の路線に乗り換えて下さい、とのことだったので、とりあえずそれに従うことにしました。
東京では、本当にしょっちゅう朝の通勤時間にこういった電車トラブルが発生して、会社に辿り着くまで、それはそれは大変で(別の路線が大混雑して、息も出来ない位のおしくらまんじゅう状態で電車に乗る羽目になる)、今回もそうなるんだろうなぁとげんなりしていました。
しかししかし、実際はプラットフォームが若干混雑した位で、全く混まず、乗り換えた別の路線でも席に座ることが出来て、時間は掛かりましたが快適にオフィスまで辿り着くことが出来ました。
やっぱり、東京の通勤ラッシュが異常なんだなぁと改めて実感。
また、首都圏の電車は2-3分置きに来たりするので、30分遅れなんて一大事ですが、こちらは基本15分置きに電車がくるので(夜遅くなると30分に一本)、一本キャンセルになればあっという間に30分待つことになります。
それでも、そんなに物凄く混んだりはしてなかったなぁ。
昔、大学の時のゼミの先輩が「どうして首都圏の人は、2-3分待てば次の電車が来るのに、駆け込み乗車するのかが分からない。なぜそれすらも待てないのか。」って言っていたのが凄く印象的で、本当にそうだなぁーと思ったんですが、やっぱり時間も空間も、ゆとりがあるのが良いなぁとしみじみ思います。
