実家は日本独特の木造の家です。歳のいった父母には一段一段の階段が高く、
家の柱の隙間から冷たい風がはいり良くないということで
今年、家全体をリフォームすることにしました。
そのリーフォームの為、4月下旬から家の片づけが始まりました。
もう出るわ出るわ、宝の山というより、くずの山。
タオルに茶碗に着物に…歴史を感じさせるようなものばかり、、、。
そしてホコリも凄くて軍手とマスクは必需品です。
整理をしていると、母は性格的になかなか物を捨てきれない様子で
それを見た父や兄は捨てろ捨てろいう始末。
母にとっては一つ一つの物に思い出があって手を離すことが
できないようです。
すると数日後に「断捨離」という文字を大きく書いた神を
柱に貼付けてあったのです。父の仕業です。ヽ(゚◇゚ )ノ
断捨離といえば
「断行」=入ってくる不要なものを断つ
「捨行」=家にずっとある不要なものを捨てる
「離行」=物への執着から離れる
片づけで身の回りをきれいにするだけではなく心と体が快方向へ向かい
身軽で快適な人生を手に入れるという意味です。
母が結婚してこの木造の家に住むこと約55年。
元気で働き者の母も77歳になり、足腰に支障が出て思うように
体を動かすことも困難になってきました。
思い出が詰まりすぎている家の整理母にとっての「断舎離」は
心と体を動かすことにかなりのパワーがいるようです。
そんな中、古ぼけたアルバムから母の幼いころの白黒写真が出てきました。
そのかわいらしい自分の写真を見て、さっきまで
厳しい顔をしていた母がふと柔らかい微笑みに変わり、穏やかな表情で
写真を眺めていました。写真とは自分の成長の過程や思い出を日記のように
残してくれる素晴らしいものだと思います。
そのようなひと時の時間を写真によって励まされ、癒されながら
まだまだ、「断舎離」は続きます。
くれぐれも無理しないようにと願う毎日です。