To starseed

 

参考になればということで少し自分のことを書いてみようと思います。

 

じつは、私は、スピリチュアルとは無縁の人間でした。その私が、なぜ「魂」や「霊」といったものに興味を持ったのかを書いてみたいと思います。

 

そもそも、私がカウンセラーになったのは、身内が精神疾患にかかったことがきっかけでした。当時は、精神分裂病と呼ばれていましたが、今は統合失調症と呼ばれています。

 

当時、そのような知識は全くなく、どのように対応していいのか分からず、日々を過ごしていました。

 

ある日、仕事で秋葉原にいった時、駅前で何気なく、一冊の週刊誌を買いました。その中の特集で、カウンセラーの記事が載っていたのです。

 

私は、恥ずかしながらそまでカウンセラーというものを知りませんでした。しかし、なぜか「これだ!」という衝撃が走ったのです。

 

その強い衝動のようなものを止めらず、その週刊誌に載っていたカウンセラーの養成学校に入学したのです。働きなが通える学校でしたので、夢中で勉強しました。

 

全く知らなかった心理学の世界に、驚きと共に強い興味を覚えました。片っ端から本を買い勉強をしました。

 

無事に養成学校を卒業し、私は仕事を辞めて都会の暮らしに区切りをつけ、田舎に帰ることにしました。

 

ここで、思っていなかったことにぶつかります。田舎ではカウンセラーというものがあまりというか、ほとんど認知されていなかったのです。

 

都会と田舎のギャップが身にしみた出来事でした。

 

私は、しばらくは職業としてカウンセラーをすることはあきらめることにしましたが、身内の病気を少しでも良くできないかと試行錯誤していました。

 

しかし、なかなか、病状は改善しませんでした。

 

そのまま、数年が過ぎたある日、私は、疲れ果て、途方に暮れ、

「この病気は治すことはできないのか・・・」

と諦めかけたき、偶然、あるホームページの記事を見つけたのです。

 

そこには、「精神病は、憑依霊が原因の場合がある」という記事でした。私は、早速そのサイトで紹介されている本を取り寄せ、憑依霊を浄霊する方法をやってみました。

 

今までの自分なら、絶対に信じないのですが、自分なりにあらゆる心理療法や、できることを試し、途方に暮れているところだったので、藁にもすがる思いでした。

 

「ダメで元々、これを信じてやってみよう」

私の中で、何かが変わった瞬間でした。

 

すると、私は本人には会っていないのですが、家族から、大きな変化があったと聞きました。その方法を試して一週間ぐらいが経った頃だったと思います。

 

実際に会うとうまくいいかないのに、会わずに病状を改善することができる。

私は、我を疑いましたが、これは何かあると直感しました。

 

それが私がヒーリングというものを知る大きな出来事となりました。

 

その後、私は、古今東西のヒーリングに関わる書を見つけては読んで、実践して、を繰り返しました。

 

うまくいくものも、いかないものもありましたが、なんとなくコツといいますか、感覚を掴むことができたのです。

 

私は、後で気がついたのですが、「身内の病気」「一冊の週刊誌」「何気なく見たWEBコンテンツ」そして「取り寄せた書籍」は、とても偶然とは思えませんでした。

 

ハイアーセルフの覚醒へ導くノックだったと今は捉えています。

 

なぜ、そう思ったのかといいますと、「取り寄せた書籍」の著者は、私が通っていたカウンセラーの養成学校の先輩だったのです。

 

その著者もまた、身内の精神病を治そうと、試行錯誤していたようです。そして、うまくいった結果を書籍にしてくださったのです。

 

覚醒への導きは、突然、とても大きな不幸のようなベールを被って私たちを翻弄してきます。

 

しかし、そのような衝撃がないと、私たちのかたいエゴにヒビが入らないのだと思います。

 

ですから、困難や不幸に翻弄されるのではなく、冷静に、「これは何に気づかせようとしてくれているんだ?」という視点を持って欲しいと思います。

 

必ず解決策はあります。

 

ただ、今の自分の意識では、その解決策が視野に入ってきていないのです。視野を広げ、固定観念を壊せば、それは必ず見つかります。

 

私が、見知らぬ人のWEBサイトの記事に救われたように、このブログが、誰かの覚醒へのきっかけになれば幸いです。

 

 

Thank you starseed