最近のお喋り相手の
 
文章教室のカオルさんは海外出張妻の経験がある。
 
 
夫のロンドン出張に同行して
 
3度、ロンドンに滞在した。
 
それぞれ1年、半年、1ヶ月ほど。
 
 
 
 
1年と半年の回は、若い頃だったらしい。
 
 
 
「いろいろ見て周った?」
 
 
「ううん、ロンドンのデパート巡りしかしなかった」
 
 
「えー! もったいない。なんでー?」
 
 
「夫が仕事で忙しかったし、言葉が分からないし」
 
 
 
 
 
んー、そうなのかー。
 
私だったら夫を置いて
 
1年もあったなら
 
イギリス全土を周って歩くのになあ。
 
 
 
 
いやいや
 
私だったら、と考えるのは不遜なことだし
 
大きなお世話だ。
 
 
 
 
 
しかし、なんだか
 
私のような鉄砲玉には
 
海外出張のある夫は回って来ないし
 
お出かけが得意ではないカオルさんには回って来るのだから、
 
人生は思った通りには行かない。
 
 
 
 
 
「いいなー、海外暮らし」
 
 
「大変よ」
 
 
 
 
 
そうなのだろう。
 
なんでか私の周りには、海外暮らし経験者が多くて
 
みんな「大変だった」と口を揃えて言う。
 
憧れているのと実際に暮らしてみるのでは
 
ぜんぜん思ったようじゃないのだろうけれど。
 
 
 
けれど
 
日本で暮らしていても
 
大変だもの。
 
日本だってパラダイスではないから
 
どこで暮らしたって大変は大変。
 
 
 
海外で暮らしても
 
それが日常になってしまえば
 
珍しくもない毎日になるのだろうけれど
 
それが分かっていてもやはり海外暮らしは
 
長い人生のほんの少しの期間でいいから
 
味わってみたかった。
 
 
 
 
 
で、
 
せっかくのイギリスの暮らしなのに
 
ちっとも観光をしなかったカオルさんに
 
私の海外旅行回数と訪問国数を話したら
 
「それは自慢していいレベル」だって。
 
 
 
カオルさんのように、海外暮らしの経験がある人から
 
そう言ってもらえるのなら
 
少しは「私もすごいんだぞ」って自慢してもいいのかも。
 
 
 
 
数年前に
 
いわゆるセレブ妻の前で
 
「年に1度か2度は必ず海外に行く」
 
と発言したら
 
「私は一時期、月に2度は必ずロスに行っていた」
 
と返されたことがあって
 
(年間ベースで30回程度を数年間なんだって)
 
それ以来、このテの発言は極力控えるようになった。
 
 
 
 
このブログには
 
海外の旅の話は2012年のタヒチ・ボラボラ島から書いているけれど
 
インスタでは、初めての海外旅行の写真からアップしていて
 
けっこう、良い記録になっている。
 
 
だから、
 
これからちょこちょこ
 
過去の海外の旅の写真をこのブログにもアップしよう
 
と考えていて
 
読者のみなさまには自慢話はウザイと思いますので
 
ご遠慮なくスルーしていただけたら
 
と存じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
写真は教室終了後のランチ。
 
 
サラダがメインです。
 
すごいボリューム。
 
 
 
コロナ以降
 
ランチをご一緒するのはカオルさんとだけになってしまって
 
2人でお喋りするときには
 
2人ともノーマスクでお喋りをするのだけれど
 
先週のランチは新入会員さんがご一緒で
 
彼女がランチを食べ終えてからマスクを着けたものだから
 
私もカオルさんも
 
仕方がない
 
マスクを着けてお喋りをしたわ。
 
 
 
んー。
 
んー。
 
んー。
 
 
 
 
食事中はマスク外してお喋りしながら食べていたのに
 
食後のお喋りではマスクいるの?
 
 
 
うー、変んだぞ。
 
 
 
 
次回から、新入会員さんとの
 
ランチはご遠慮しようかな?
 
それはどうなんでしょう?
 
ここは、私が我慢すべきなのかな。