3泊目は日曜日の夜とあって
 
宿泊者が少なかったからワンたちも少なかった。
 
 
 
 
 
なので、部屋で留守番をさせられることなく
 
レストランに連れて来てもらえたわん女。
 
神妙にしているけれど少し吠えた。
 
 
 
この子は生まれたときから、よく吠える子で
 
それは臆病だからなのと
 
負けん気が強いから。
 
臆病なのは筋金入りで、
 
人間と車以外の動く物体なら何にでも吠える。
 
人間には吠えないが、犬には吠える。
 
どんなに躾を頑張っても吠える。
 
ありとあらゆる手を尽くしても吠える子だ。
 
この2頭の母犬を含め3頭のパグを育てたが
 
この子以外の子たちは吠えない。
 
この子のおかげで、外出先ではいつも白い目で見られ
 
肩身が狭い。
 
その度に、この子を叱り
 
ごめんなさい。と頭を下げる。
 
躾もできない非常識な飼い主め、といった世間の視線を
 
いつも感じる。
 
 
 
 
だから、この子を連れての旅は
 
犬連れ専用宿にしか泊まらない。
 
欲を言えば
 
6月末の伊豆旅や昨年の伊豆旅や蓼科のように
 
独立型コテージに泊まるのが最適だ。
 
 
 
この子たちが小さい頃には
 
ドッグカフェも行っことがある。
 
オフ会にも参加したこともある。
 
この子はどこに行っても吠えた。
 
だから、ドッグカフェには行かなくなった。
 
オフ会の参加をやめた理由は別にもあるけれど
 
人間には尻尾を振って誰でもOKな子なんだけれどね
 
とにかく、人間と車以外の動くものは全部、
 
この子には敵らしいから、悩みの種だ。
 
 
 
 
わん男だけだったら
 
のんびりおっとり外出ができるのになあ
 
と思うことも度々ある。
 
わん母が生きていた頃にも
 
おなじことを思った。
 
わん女さえいなかったら、
 
優雅な犬旅や犬連れお茶が出来るのになあ
 
のんびりおっとりお出かけがしたいなあ
 
あこがれるなあ、と。
 
 
でも
 
わん女は、チビパグのくせに
 
パグ相撲で大関(準優勝)に輝いた経歴を持つ子だから
 
きっとわん男よりも長生きするのだろうなあ。
 
 
 
あーあ
 
 
 
 
そんなことを思うひどい飼い主ですが
 
それでも可愛いわん女ですから
 
私はずっと、世間に頭を下げ続けることも
 
私の運命なんだなあ、と思うわけです。
 
 
 
 

 

 

 

わん男は相変わらずいい子。

 

 

 

 

 
3泊目もノンアルコールビールでスタート。
 
 
 

 

 

 

 

 
前菜
 
 
 
 

 

 

 

 

 
パスタ
 
 
 
 
 
 
箸休め
 
 
 
 
 

 

 

 
メイン
 
 
 
 
ドルチェは基本、同じだったので
 
写真は撮り忘れ。
 
 
 
 
 
食事は素朴。
 
言い換えれば、全く手が込んでいない。
 
けれど
 
美味しくいただけたしお腹もいっぱいになる。
 
 
 
犬連れ専用宿なのだから
 
贅沢は言わない言えない。
 
泊まらせていただけるだけでありがたい、と思わなくちゃ。
 
 
 
 
 

 

 

 
4日目朝食
 
 
 
 
全く同じ内容。
 
ジュースは違うものをいただいた。
 
 
 
 
 

 

 

 
 
4日目の朝食時には
 
前夜には居なかった宿泊客とワンたちがいて
 
わん女の吠えが止まらなかったから
 
部屋に連れ戻してお留守番をさせた。
 
わん男は相変わらず静かにして座っていた。
 
 
 
わん女が可哀想な気もする。
 
人間の子なら
 
留守番の理由がわかるのだろうけれど
 
わからないから
 
留守番の部屋でずっと吠え続けていた。
 
 
 
 
いい運動になる。
 
 
 
 

 

 

 
 

 

 
 
 
デザート
 
まったく同じ。
 
 
 
犬連れ専用宿なのだから贅沢は言わない。
 
数少ないスタッフさんが頑張って運営している
 
感じの良いホテルだった。
 
部屋数も少なくこじんまりしたホテルだ。
 
 
 
でも
 
アットホームが苦手な私には
 
放っておいてくれるホテルがありがたかった。