昔はのどかでよかったなあ
 
と前投稿で書いていてふと思い出した。
 
今の若い人には信じられないだろうけれど
 
インターネットがなかった時代
 
もちろん、ネットが存在していないのだから
 
SNSもない。
 
そんな時代の男女の出会いのツールの1つとしてあったのが
 
ペンフレンドだった。
 
日本語で言えば、文通相手。
 
 
 
 
要するにお手紙の交換ね。
 
 
 
 
ペン-フレンド、略してペンパルを
 
さて、どこで見つけるか、というと
 
これが、今から考えると信じられないことに
 
雑誌の最後の方のページに
 
「ペンパル募集」なるコーナーがあって
 
そこに、住所氏名年齢が掲載されていたんだわ。
 
 
 
で、適当なお相手に手紙を送って返事を待って
 
話が合えば、お手紙交換が始まる。
 
今から考えればすごいお話。
 
とにかく
 
流行ったんだなあ、高校生の頃に
 
ペンフレンド作りがね。
 
 
 
 
 
個人情報保護法が制定される前の日本って
 
個人情報にゆるゆるだったのね。
 
全国向けに発行される雑誌に
 
住所氏名年齢(ときには職業)を載せても問題なかった。
 
もちろん、保護法だけの問題ではなくて
 
今のように、グーグルで
 
住所から、家を特定するなんてことは
 
考えられなかったから、できたのでしょうけれど。
 
 
 
 
 
 
個人情報だけじゃなくて
 
観光地やお店だって
 
テレビや情報誌からでしか知り得なかったから
 
1箇所に人が集中することはなかったし
 
コンサートのチケットだって
 
根性で並べば手に入れることができた。
 
今のように、
 
アクセス集中して繋がらなくて手に入らないなんてこと
 
なかったし。
 
 
 
 
インターネットの普及って
 
便利になったのでしょうけれど
 
幸せにはなっていないような気がする。
 
 
何かを得るために何かを手放さなければならないとして
 
便利さを得るために、幸せを手放すのは
 
本末転倒かな、って。
 
 
 
 
 
 
 
 
上の話とは関係ないけれど
 
以下の写真は8月の中旬に散歩中に撮ったもの。
 
 
 

 

 

 

 
我が家から車で10分ほどのとある東京23区に
 
区立の美術館があることをネットで知って
 
行ってみたら、展示の入れ替え作業中で休館状態だった。
 
 
仕方がないから郷土資料館を見学して
 
美術館の近所を散策した。
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 
小さな丘の上は城の本丸跡地だった。
 
本丸跡って、
 
森を抜けた丘の上に丸い広場がある
 
典型的な空間で
 
誰もいないことが多いね。
 
 
 
 
 
 
私の街にもある本丸跡もこんな感じ。
 
子供が遊んでいたら、人さらいに遭いそうなの。
 
写真に映る、虫取り網を持った男の子は
 
私とハルオさんが喋っていたら
 
下界に下りて行った。
 
 
 
まだ小さい子。
 
ちゃんと家に帰ったかなあ。
 
 
 
 
 

 

 

 
滝がある、って表示があったから
 
見に行ったら
 
竜みたいなのの口からちょろっと出ているヤツだった。
 
これが滝かあ? な。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
下4枚は今年の初詣に行ったお寺。
 
あのときは、人で溢れかえっていたのにね
 
だれもいない。
 
 
コロナ騒ぎって本当に罪作りだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
そうそう
 
タイトルね。
 
目出度くペンパルが出来て
 
手紙の行き来が落ち着いた頃に
 
必ず洗礼を受けなくてはならないのよ。
 
 
 
 
言うまでもないけれど写真の交換ね。
 
 
 
送られて来た写真を見て
 
イメージが違いすぎて
 
文通自体がポシャるのは
 
マッチングアプリの現代と同じ。
 
 
えー?
 
げげー。
 
って
 
私も返事を出すのを
 
止めたことがあったけど
 
そんな罰当たりなことをやっていると
 
必ず自分に返って来るのね。
 
ここだけの話だけれど
 
超!イケメンのペンパルに
 
写真を送ったら
 
返事が返って来なくなったことも、あるんだわ。
 
屈辱的で忘れられないことって、
 
人生にはあるのよ。