相変わらず公募への応募は続けている。
今年度の応募状況と結果は以下の通り。
(文中の枚数は400字詰原稿用紙換算枚数)
某地方文学賞 短編小説30枚:2次審査通過後落選
某地方文学賞 随筆15枚:3次審査通過 最終選考にて落選
某商工会議所主催文学賞 短編小説5枚:選考中
作家を冠した某文学賞 中編120枚:現在推敲中
仙台短編文学賞 短編35枚:現在準備中
ざっとこんな感じ。
某地方文学賞の随筆の3次審査通過 最終選考にて落選は
ブログでもご紹介したとおり。
この文学賞には
短編小説でも過去に2度、最終選考まで残っている。
ただいま推敲中の120枚の小説は
この、最終選考まで残った短編の枚数を増やして
書き直したもの。
今月の14日が締め切りで
とっとと投函しなければならないのだけれど
推敲地獄に陥っていて
なんども読み直しても、赤を入れる手が止まらない。
仙台短編文学賞だけ
賞の名称をここに書いたのは
故郷の文学賞だから。
宮城県を題材にして書けるから
なんとなくね、ここに書いてもいいかな、って。
今年、応募したものと予定はこの5作品だけれど
この他に、
何ヶ月か前にここに書いた「藍子のこと」も
時間があるときに書き進めている。
私の日常は
ここを見る限り
遊び歩いてばかりいるように見えるだろうけれど
実はほとんどの時間をパソコンの前に座って過ごしている。
仕事と公募作品を書くことと、それからブログ。
それが私の日常で
家から1歩も出ない日が4、5日続く日は珍しくないから
だから、
そのぶん
外に出た日は贅沢をしたって許される、と思っている。
とにかく
たいていは24時までキーボードを叩いて
仕事をやっているか、作品を書いていて
でも
こんな生活をもう何年も続けているのに
一向に、選に入らないから
やんなっちゃうね。
さて
昨日は文章教室の日だったのに
臨時休講になった。
先生の奥さまの具合が悪いらしい。
先生はご高齢だから
奥さまにもしものことがあったら
教室の存続は難しくなるかもしれない。
休講になってしまったので
駅ナカのカフェでお姉さまたちとお喋りをした。
珈琲が高かったので
手前のエルダーフラワーのソーダ水を頼んだ。
何でもどこでも写真を撮る私を
彼女たちは快く許してくれる。
文章を書くことを
文芸作品を書くこととしないで
いっそ
職業にしちゃえ、と考えたことはなんどもある。
Webライターの募集に応募したことも
何度かある。
しかし
募集要項に記入をしてネット送信しても
返事なんか来ない。
年齢やその他の条件で、見向きもされない。
こんなのは、慣れっこだ。
若い日の私だって
デザインの職を得るまでに、何度も経験したことだ。
実力があるのに
力を見てもらえない。
実力を試すところまで、たどり着けない。
仕事は真面目でスケジュールだってきちんと守る
会社に利益をもたらす人間なのに
その自信はあるのに
書類だけで、落とされて
私という人間を直接、見てもらえない。
仕事ぶりを、見てもらえない。
そんな悔しさは
何度も何度も経験しているから
それに比べれば
文芸作品の公募は実力の勝負だもの。
年齢性別キャリア関係ない。
不当な扱いを受けない分、落選は
素直に受け止められる。
力が足りないから。
だから、
苦しくても
逃げ出したくなっても
書くことをやめられないのかもね。
昨日の駅ナカカフェで
教室がなくなってしまった後のことが
当然だけれど話題になって
あれこれ話したけれど
結局は文章を書き続けるか書き続けないか
その意義も意味も自分自身の問題
ということで解散。
私は解散後、1人でアマン東京に向かう。
まったく。
とっとと帰ってやることがあるだろう?
そう思うけれど、すこしだけ逃げる。
遊んでいた方が楽しいもの。
頑張って書いても頑張って推敲を重ねても
ゴミになるだけ。
それでも書くのは
実力を試してもらえる機会があるから。
書類で振り分けられる世界じゃないから。
それにしても
エルダーフラワーソーダが
税込638円は高いなあ。