実は今日は

 

アマン東京では

 

ホテル棟のエントランス脇にある

 

森の中のカフェ

 

『ザ・カフェ by アマン』でランチを食べるつもりだった。

 

 

 

 

写真はネットから拾いました。

 

クレームが来たら削除します。

 

 

 

さすが、アマンのカフェである。

 

大手町でこの雰囲気だもの、これは行かなくちゃ。

 

ところが

 

コロナのために営業していなかった。

 

 

下調べをしなかったことに、軽い後悔。

 

 

でも、このままでは帰りたくない。

 

だからまあ

 

ついでのつもりのラウンジ探訪だった。

 

 

33階のラウンジ。

 

眺めは最高。

 

でも

 

覚悟はしていたけれど

 

驚きのお値段。

 

サンドウィッチと紅茶にこのお値段を支払うのなら

 

いっそ、アフタヌーンティーにすればよかった

 

とここでも軽く後悔。

 

少しため息。

 

そして、

 

ガラガラのラウンジにいる、数えられるほどのお客さまは

 

私を除いて

 

全員がアフタヌーンティーをしていた。

 

 

つまり

 

単に、休憩のためとか

 

ぼうっとするだけとか

 

打ち合わせだとか

 

お茶するだけとか

 

そんな「普通のこと」にラウンジを使っていない。

 

みなさん、アフタヌーンティーだもの

 

わざわざ予約して

 

わざわざそのために来ているのよね?

 

ついでじゃないのよね。

 

つまり「特別なこと」のための利用なの。

 

 

 

 

 

どうして、ホテルのラウンジが

 

特別なことをするための場所になった?

 

 

 

 

 

私の若い頃は

 

(おばちゃんの若い頃話、許してね)

 

ホテルのラウンジのメニューは

 

街の喫茶店よりは高くても、ここまで高くなかった。

 

そもそも、ホテルのラウンジなんぞ

 

ふらり訪れて

 

気ままに時間を過ごす場所だし

 

待ち合わせに使う場所だし

 

のんびりお茶をする場所だし。

 

 

 

 

なんでこんなに敷居が高くなった?

 

 

 

 

昔は

 

仕事の打ち合わせで、ホテルのラウンジを

 

度々使っていたし

 

20年以上前になるけれど

 

当時、一緒に仕事をしていた友人と

 

ケーキバイキングにハマって

 

ホテルを渡り歩いたこともあったし。

 

 

もちろん

 

予約なんかいらなかった。

 

ケーキビュッフェでさえ

 

料金は税金サービス料込みで2,500円〜3,000円程度。

 

そんなものだった。

 

電鉄系のホテルだけじゃなく

 

帝国ホテルにも

 

オークラにも食べに行った。

 

新宿ヒルトンのケーキビュッフェでは

 

制服姿の女子高生が食べ過ぎて倒れていたんだもの。

 

高校生のお小遣い程度の金額で

 

楽しめたのだもの。

 

 

 

 

ここからは、

 

素人のおばちゃんが言っていることだから

 

話半分に読んでね。

 

 

 

 

あの頃

 

新宿に、ニョキニョキ新しい高層ビルが建っていたころ

 

京王プラザや小田急センチュリーハイアットとか

 

ラウンジで、普通にフラリと

 

お茶ができたの。

 

新宿はヒルトンのラウンジもフラリと利用できた。

 

 

 

それが、あっ、高い!って

 

フラリは無理かも、と感じ出したのは

 

恵比寿にウエスティンや新宿にパークファイアットが

 

できた頃から。

 

ホテルのラウンジ巡りを共にしていた友人と

 

その両方に行って

 

お値段と敷居の高さに尻尾を巻いて

 

何も利用しなかった。

 

 

まあ、ヒルトンは脇に置いておいて

 

ウエスティンやパークファイアットは

 

外資のホテルよね。

 

 

 

私は、この外資のホテルが

 

ホテルのラウンジの敷居を高くした犯人かと

 

思うの。

 

 

 

 

外資のホテル

 

特に最近できた

 

アマン東京もそうだけれど

 

先日利用したアンダース東京とか

 

ハルオさんの誕生日に利用した

 

フォーシーズンズ丸の内とか

 

商業施設の上階にロビーやフロントのあるホテル

 

それでなくとも高層階にフロントのあるホテルは

 

物理的にもラウンジの敷居が高いのに

 

インフォメーションに白人の青年を配置していて

 

余計に敷居が高い。

 

 

白人の青年を起用する、ということは

 

そもそも

 

最近開業した、高層ビルの高層階にあるホテルは

 

インバウンド需要のためのホテルよね。

 

つまり

 

海外の富裕層をターゲットにしたホテル。

 

日比谷のペニシュラなんかもそう。

 

ロビーラウンジは1階にあるけれど

 

外国人の利用が多くて

 

なんとなく、日本人には気後れする。

 

 

日本が

 

海外からの観光客を受け入れる政策をとっているから

 

インバウンドを当て込んだホテルがニョキニョキ建って

 

バカみたいに値段を釣り上げて

 

昔からある

 

日本の国内資本のホテルも

 

新規参入のホテルに習って、

 

ラウンジの敷居が高くなってしまったかなあ、って。

 

 

それから

 

アフタヌーンティーも

 

犯人よね。

 

 

ラウンジなんて

 

ラウンジなんだから

 

そもそも食事をする場所ではないのに

 

儲かるから、どこのホテルでも

 

アフタヌーンティーをやりだして

 

予約を入れなきゃ座れなくなって

 

ふつうに、ケーキとお茶だけのお客さまが

 

居心地悪くなった。

 

それって

 

本来のホテルのラウンジの役目が

 

損なわてるなーとか、思うわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はアマン東京のHPからお借りしました。

 

 

 

まあ、とにかく

 

今日は私は上の写真の場所にいたわけで

 

このラウンジのあるホテルは

 

インバウンド需要を当て込んだホテルだと思うけれど

 

ガラガラだったわけで

 

維持費もこりゃあすごいだろうな、と思うから

 

コロナで海外の富裕層がちっともこなくなって

 

ホテルの経営も大変だな、って。

 

 

 

だからって、超高級ホテルなんだから

 

ラウンジのメニューのお値段下げたりしないでしょうし

 

下げたって

 

33階のラウンジには

 

フラリと人は来ないわね。

 

 

 

 

 

 

何を言いたいか、と言うと

 

おひとりさまバースディーの

 

アフタヌーンティーのホテルは

 

ぶっちゃけ、メトロポリタンだったし

 

先日のグランドプリンス新高輪とか

 

今年の初詣で待ち合わせまでの時間つぶしに利用した

 

ザ・キャピトルホテル東急とか

 

ブロガーさんとアフタヌーンティーをした

 

セルリアンタワー東急ホテルとか(同じ東急グループだわ)とか

 

国内資本のホテルの方が

 

ラウンジをフラリと利用できて

 

敷居が低いということを学習した。