空港レンタカーの返却時間は18時、

 

飛行機の出発時間は19時だ。

 

 

萩の街から空港への所要時間は

 

グーグル先生によると1時間半。

 

 

私は、途中で寄り道をしながらのんびり帰ろうと決めて

 

萩を発った(萩反射炉から出発した)のは14時。

 

 

 

 

 

実は、今回の旅の2日目には

 

萩&津和野のゴールデンコースを回りたかった。

 

本来なら

 

1日目の宿泊先が萩ではなく

 

元乃隅神社を出たらまず、

 

津和野までぐいっと足を伸ばして、そこで泊まる。

 

2日目の午前中を津和野観光に当てて

 

午後から16時くらいまでを萩観光に当てて

 

一気に空港に戻る

 

そんなコースを頭に描いていた。

 

 

 

ところが

 

ジャルパックの山口宇部空港利用のGoToキャンペーンに

 

津和野の宿泊先が含まれていなかった。

 

なので、泣く泣く宿泊先を萩に決めた。

 

 

やはり

 

パッケージ旅行は、価格の面では優しいけれど

 

私のように、あっちにもこっちにも行きたいし

 

歴史的背景の説明いらんから

 

カフェでのんびりしたいわがままなおばちゃんには

 

パッケージ旅行は不便だ。

 

様々な面で欲求不満が残ってしまうから

 

私にはやはり、自由旅行が合っている。

 

 

さて、

 

萩と津和野間の距離は58キロ。

 

ホテルの朝食をパスして早朝に津和野まで行き

 

そしてまた萩に戻れば

 

両方の観光は可能だった。

 

けれど

 

まあ

 

第一の目的地の

 

角島大橋は見ちゃったし渡っちゃったし

 

角島大橋は見ちゃったし渡っちゃったし

 

角島大橋は見ちゃったし渡っちゃったし

 

角島大橋は見ちゃったし渡っちゃったし

 

角島大橋は見ちゃったし渡っちゃったし

 

角島大橋は見ちゃったし渡っちゃったし

 

角島大橋は見ちゃったし渡っちゃったし

 

角島大橋は見ちゃったし渡っちゃったし

 

と、このくらい自分に言い聞かせて津和野観光を断念した。

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで

 

萩から空港に戻る途中で立ち寄った場所は

 

言わば、消化試合。

 

 

 

iPhoneで山口県の主な観光地を調べて

 

なんと! 第8位に輝いていた場所を選んだ

 

そんな理由です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弁天池。

 

 

綺麗だったなあ、もう。

 

富士山麓の忍野八海にも勝るとも劣らない美しさ。

 

 

 

 

ここでちょっと悶々とした出来事があった。

 

 

この湧き水は、土地の人の飲料水に使われていて

 

そのため

 

湧き水内には入らないでください

 

と書かれた立て看板があった。

 

 

 

私が目にしたのは

 

5、6人の若い人たちのグループ。

 

その中の1人の男の子が

 

なんとまあ、池に足を突っ込んで

 

手で、足を洗っていた。

 

すぐに止めるかな? と思って見ていたら

 

足湯に浸かってんじゃねーよ、な状態になってしまった。

 

 

これ

 

注意しなきゃダメよね?

 

 

 

そう思ったのだけれど

 

やんちゃしていそうなグループだったの。

 

だから

 

逆ギレが怖くて注意できなかった。

 

 

 

もちろん

 

彼らは、立て看板は読んでいない、と思う。

 

もちろん

 

注意すれば素直に聞いてくれた、と思う。

 

そう、信じたいし。

 

 

でもね

 

周りの大人もみんな

 

見ているのに見ない振りをしていて

 

私も含め

 

日本人って

 

なんでこんなへなちょこ民族になっちゃったんだろうな

 

って

 

綺麗な湧き水を前に悲しくなって

 

大きなお世話が焼けるおばちゃんにはなれない自分が

 

なさけなかった。