5月末のワンコ連れ長野旅行の宿泊先の蓼科東急ホテルには
宿泊者専用のドックランがあった。
これは、行ってみなければ。
ドッグランまでは、森の中の遊歩道を歩いて行く。
早朝のためか、誰もいない。
私たちだけの、貸切状態で遊ぶ。
さっそくアジリティー・Aフレームを上ったり下りたりする女子。
元気女子のこやつは
オヤツで釣らなくとも上る。
もう、おばあちゃんなのに上る。
上り下りだけのことなのに、褒めてもらうと嬉しいらしい。
ところが、男子のこやつはオヤツで釣っても上れない。
だから
抱えて上にあげたら
押さえてもらっていても怖くて仕方がないチキン野郎だった。
どこの世界でも
女子よりも男子の方がチキンなのだ。
笑顔に見えるんですが
実はボクは怖くて仕方がないんですぅ。
いい?
私が名前を呼んだら放してね!
ハルオさんに男子を預けて、私はランの
対角線上に。
パグって犬は、そうでもしないと走らない犬なのね。
(元気女子は例外)
ハルオさんが、合図で手を離すと
私の元にワンコが駆け寄って来る。
私一人でドッグランにワンコを連れて行くと
ワンコを走らせるのには
私も一緒に走らなければならなくて
だから
こんな何気ないことも、実は嬉しくて楽しい。
ドッグランを出て
私たちはガーデン内の池の周りを歩いた。
ガーデン内には誰もいないのを確かめて、ノーリードで歩かせてみたら
これが楽しい反面
「え? 行っていいの?」
みたいな反応をするので、見ていて
とてもいじらしくなった。
動画は26秒。
これは、我が家の愛犬たちの人生で
二度目(たぶん)の、ノーリードのお散歩。
宿泊客のほとんどがまだ眠っている早朝の時間帯の
ホテルのプライベートガーデンだからこそ実現出来たこと。
「お父さん」の後をしっかり付いて歩くワンコたち。
今までの人生で
犬も猫も飼ったことのなかったハルオさんと
我が家のワンコたちが
こうして家族になれたのは
ワンコたちの人懐こさと
(正直、誰でもいいんです)
ハルオさんの人柄のおかげかも。