星空けいのブログです。
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こんばんは アーティストMaryです。
鉛筆画もついに 完成しました。モノクロームの世界に
ど～っぷり浸った皆さん、明日からは また カラーの
花の挿し絵でも 描きますね。
小さい頃に真っ白な 文鳥を飼っていました。
ほとんど一日中 その子を手に乗せて 遊んでいました。
パンのかけらを 一緒に食べたり、
ゆるく水道の栓をひねって、小さな滝を作り 水浴びをさせたり、
一緒に お昼寝したり・・・。
鳥籠の中に入れようとすると、嫌がって
すぐ私の手に 止まろうとするのでした。
それでも私が家にいない時は 鳥籠の中で お留守番を させていたものです。
鳥籠の底が壊れているのに気がつかず、母は
鳥籠を窓辺に吊るしていました。
とうとう底が抜けて ２度ばかり 鳥が飛んでいってしまったことがあります。
私は 帰ってから それを聞き、
泣きながら 鳥が飛んでいった方向の林の中を 探し回りました。
何度か 名前を呼ぶうちに、鳥のほうで 私をみつけ、
まっすぐに私のほうに向かって 飛んできて 私の手の中に 飛び込みました。
私は、手の平の中で 大切に くるみ、もう絶対この子を放さないと
強く思ったのでした。
大切に 時間をかけ 慈しんできたものは
必ず また 戻ってくるのです。
いとしきものへ
いとしきものへ
安らいだ鼓動に 飽きて
息苦しくなってきたの？
それとも 他の種類の
自由が 欲しくなった？？
こんなに 大切に育ててきたのに
あなたは 遠くの山に咲く
まだ見たこともない 幻花を 欲しがり
さりげなく もがいては
私の指を すり抜けようと する。
行くといいわ
私は すぼめた 手のひらを開き
あなたが 飛び立つのを 見守ることにする
知っている？
あなたが飛んでいく あの青い空のベールの裏には
数え切れないほどの 星が 孤独に怯え
闇のなかに 浮かんでいることを。
あなたが 疲れた翼を休めようと
舞い降りていく あの美しい花には
かりそめに あなたを 宿らせるほどの
枝も ないことを。
その つぶらな瞳で
羽ばたき続けることが 苦しくなるまで
しっかり 見てくるといいわ
私には わかっているの
ここにある 私のてのひら
あなたの羽毛が かつては 暖めてくれていた
私の ささやかな 空間・・。
ここでしか その消耗しきった 小さな体が
休めるところは ないのだから。
眠りのあいだも 闇があなたに 襲いかかり
鋭い爪あとを つけぬよう
守れるところは ここだけなのよ
覚えていてね
LOVE&PEACE Maryでしたぁ。