治外法権が始まる前に、今さらだけど言葉にしておきたいなと。
「ライヴハウス武道館」でした。
特別な演出は何一つなくて、いつも通りのライヴだなと。
今までのワンマンの方がよっぽど気負いとか演出の非日常感とかあったんじゃないかな。
唯一、「一聖くんの復活」というのが肝だった。
自らの口から「奇跡」というのだなあとぼんやり思った。
セットリストは2016年のトラウマを払拭する、呪いを解いてくれるセットリストだった。
V.Sを聴いたときものすごく、一聖くんの声で上書きされるのを感じて、このまま全部塗り替えてくれと願ってしまった。
もうこの声を受け入れるしかないのだから。
過去ずっとBugLugを見てきてそのうちのごくわずかのライヴが4人だっただけなのに、随分それが染み付いてしまったんだなと思って、でも聴こえてくる一聖くんの歌は記憶と違って、その齟齬が少しつらい。
会場の規模とかステージまでの距離とかそういう要因かもわからないけど、見ていてリアリティに欠けていて、視覚と聴覚で入ってくる情報がなんだか信じきれなかった。
ライヴDVD見てるような感じ。
けど、始まってすぐに鳴った爆竹の火薬の匂いが掠めたときにやっと現実味が押し寄せて、今現実に同じ空間にいるんだなと実感した。
一樹さんについても、スクリーンに映ったお顔に汗が滲んでいるのを見てやっと、今彼の肉体はこの場所にいて、そこで呼吸して動いて音楽をやってるんだなって実存を納得出来た。
スクリーンの画面が5等分になってメンバー全員それぞれが映し出されるのとか、花道を全力疾走する後ろ姿とか、そういうのを見てBugLug大きくなったなあとしみじみしました。
一樹さんが憧れたひとたちと同じことを一樹さんも叶えてるんだ、と思うと胸が熱くなる。
好きなひとの夢が叶う瞬間に立ち会えるって最高のシチュエーションじゃないですか?
これから、の未来を期待する他ないけれど、でもそれには多少心の痛みはありそうだなあというのはちょっと思いました。
記憶の中の姿とやっぱり違うから。
それに伴って変わってしまった/失われてしまったものが有りそうだから。
その折り合いをつけるのが治外法権になりそうです。
以上。
大好き愛してる私の一番。私の神さま。
この夏もお揃いの思い出をよろしくお願いいたします。