これからあなたは、無人島に行ってください。 | 少年野球をする息子が試合で120%の結果を出すために親がするべき「親サポート」を伝授するブログ

少年野球をする息子が試合で120%の結果を出すために親がするべき「親サポート」を伝授するブログ

子供がスポーツで活躍するために、あなたができることはたくさんあります。何が子供のためになるのか、何をしてはいけないのか、このブログデはそのことについてお話します。子供さんがスポーツをしている方は是非参考にしてください。









これから、あなたに無人島へ
行ってもらいます。 




準備はいいですか?



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想像してみてください。。。。





ここは、

海に囲まれた小さな島。

あたり一面には見渡す限りの海。

この島には、人間は
あなたとあなたの息子さんの
二人しかいません。




そうです。


あなたは無人島にいます。



あなたは魚の釣り方を知っていて、

簡単に魚を釣ることができます。



息子さんが魚を食べたがっています。

しかし、息子さんは魚を釣ることができません。



さぁ、あなたはどうしますか??


1、魚を釣って、息子にあげる

2、魚の釣り方を教えてあげる

3、釣竿を渡すだけ




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「おいおい、何の話をしてるんだ!」

と、そう熱くならないでください。




これが成功する子供を育てるか、
そうでない子供にそだてるか
という話に繋がってきます。



じゃあどういう風に繋がってくるのか、
説明していきます。







成功する子供
成功しない子供


 

この二種類の子供は
何が原因で別れるのか、
わかりますか?



成功する子供は
何をするにしてもうまく乗り越えて成功します。



こういった子供は
大人になってからも、成功に恵まれています。




そりゃ誰だって成功
したいですよね!
  



そこで、今日は子供の
成功法則についてお話します。




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頭の中を
無人島に戻してください。





あなたは魚を欲しがる息子さんにも対して、3つのうちのどの方法を選びますか?






1のように、

毎回魚を釣ってあげている人は、子供がいつになっても魚を釣れるようにはなりません。


急にあなたがいなくなるような状況になっても、自力で魚を釣らなければいけない状況になっても釣れないでいます。


野球で言うと、


「毎日送り迎えをしてあげている」
「明日の準備を毎回してあげている」

などが言えます。


過保護に育てられた子供が、いざ社会に出ると何もできなくて困るといったような教育ですね。





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2のように、

魚の釣り方を教えてあげるという人は、子供は同じように釣ることができるかもしれませんが、応用がききません。


つまり、Aの魚は釣れてもBの魚は釣れない、というような状態になります。



Bの魚を釣るにはBの魚の釣り方を教えてもらわないとできない。

言われたことしかできないということです。

これも野球でいうと

「与えられた練習しかしない」
「型にハマりすぎた戦術」

などが言えますね。



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3の、釣り竿を渡すだけというやり方。


釣り竿を受け取っただけなので、
何をどうやれば釣れるのか分からない。  

でも、あなたは何もアドバイスしない。


これでは、魚を食べられるまでに1番時間がかかります。1日かかっても、釣れないかもしれません。途中で諦めるかも、、


でも、一度魚を釣れるようになれば、あとは簡単に釣れるようになります。


自分で考えてやるので
釣れるポイント、動きが感覚的に分かるわけです。


何も知らない状態からAの魚が釣れたので、Bの魚を釣るまでも早いです。
Cの魚も、Dの魚も、同様に。


つまり、何もない状態から、自力で成功するまでのイメージが定着します。
 

なので、何をするにしても自力で乗り越える力がつくということです。


あなたが突然、姿を消しても
自分で魚を釣って生き延びることが
できるでしょう。


これも、野球で例えると

「練習メニューは自主練ばかり」
「試合の戦術は無し」


というような感じです。




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無人島の話なんかして、少しわかりづらかったかな、と思います。



3つのうち、どれが正解
とかはありません。



それぞれの方法について
メリット、デメリットがあるからです。



でも、どの教育をするかで、子供の成長の仕方に違いがあることは気づいてもらえたと思います。

 


大事なのは、

1の教育ばかりでも、3の教育ばかりでも駄目。

それぞれのバランスが大事


ということです。



「与えられた練習をする」
のは大事で
「自分で考え、自主練をする」
のも
大事なことです。

ときには「親が明日の用意をしてあげる」
ということが必要なときもあります。






教育において、
手を差し出すことも大事ですが、
手を差し出してばかりでは駄目なんです。




子供が困っていると、すぐに助けてあげたくなる気持ちは大いに分かります。




でも、

成功する人っていうのは、自力で
いくつもの壁を乗り越えてます。





成功するということは、

その壁を乗り越える能力、精神力が
あるかないかという問題にもなってきます。




例では、
「魚を釣ること」を壁としていますが、

人生にはいろんな壁が立ちはだかっています。





放任の教育も大事ですが、
時には熱心に指導する必要もあります。

 
しかし、

手助けばかりをしていると、
一人で壁を越えれなくなります。

(近年、こういった子が多いですよね、、)






「壁を乗り越える力」

この能力をいかにして身につけることができるか、、


これが成功するかしないかに
関わってくるんですね。


壁にぶち当たったときに、一人で乗り越えれない人は成功をつかめません。



壁を乗り越える強さを、
身につけることができるように
してあげてください。





・魚を釣ってあげるのか
・釣り方を教えてあげるのか
・釣り竿だけを渡すのか



今日の話をまとめます。


○何でもやってあげるのが、子供は一番喜ぶが、1人で何もできなくなる


○言われたことばかりさせると、覚えるの速いかもしれないが、指示がなければ何もできない、指示待ち人間になる


○放任しておくと、何にでもすぐ適応する能力がつくが、間違った方向へ進んでしまうと、正す人がいないのでそのまま間違った方向へ行き切ってしまう。



この三つのバランスが保たれていることが、成功の秘訣である




ということです。



では、今日の記事はこの辺で。