* す た り ば * -6ページ目

広島partyの本レポもまだなんですが、なんかいきなりこのタイトルの日記を書くので、

もしかしたら不快に思う人もいるかもしれません。


私がback numberを好きになって、曲を聴いて、ライブ言って、

そのMCでメンバーが語る話とか、そういうの聴いてたら、自分なりにその理由がわかった気がする。

そういう個人的な日記なので、ご注意を。

(最近、注意やリターンしてください、な記事オンパレードな気が…(笑))


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一昔前に比べて、若手バンドが活躍しやすい環境になりましたが、

それでも一握りのバンドしか活躍できない。

もはやメディア的にブレイクするなんてその中でもほんの一握り。

back numberはそれに選ばれました。


確かに、親しみやすいJ-POPサウンドとか、ラブソングを書くアーティストは売れやすいと思う。

だけど、みんながみんなラブソングが好きなわけじゃない。一昔前ほどラブソングは評価されない。

私も、自分がよっぽど共感するもの以外はやっぱり好きになれない。


本題ですが、そんなback numberが売れた理由は沢山あると思う。

やっぱり「実力」。これは当然。聴き手は私みたいなど素人も多いけど、やっぱりそんなに単純ではないのも事実。

でも、これは絶対に強い。アーティストだけじゃない。ビジネス社会においても、これを持ってる人はなかなかいない。


back numberのフロントマン、清水依与吏が、

自分の強みを明確に知っていて、それを表現しているから。

だと思ってる。


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私は世間のどこにでもあるラブソングに違和感を覚えた事がある。

「現実味がない」。いや、本人にとっては現実の話かもしれない。

でも、私にとってはあんまり「関係がない」。もしくは、「あまり伝わってこない」「よく分からない」。だった。


そういえば「春を歌にして」という曲のインタビューで、依与吏さんが、

”付き合っていた女性と別れた時期、ポジティブな音楽を聴く度「けっ!染みないよ!」と思ってました。”

と言ってて。(Webより抜粋)

だからこの曲を書いたんだそうです。

”あなたの隣に寄り添える曲”、依与吏さんはライブのMCでよく言ってますね。背中は押してあげられないけど、隣に寄り添える曲はある、って。


春を歌にしてのことを「応援歌」と言っています。

聴き手は絶望した際に、

80%の希望の曲を聴いて希望をもらえる人と、

90%の絶望の曲を聴いて、絶望のどん底に落ちて残り10%の中にある希望で立ち直る人がいて、

依与吏さんは後者の聴き手をターゲットにしてるような気がする。


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そういえば私の同世代の知り合いの女の子は、失恋を思い出したくなくて、明るい曲や歌詞がよく分からない洋楽を聴いている、との事で、それはそれで正解かと。

でも、私みたいな人はどうやらそれが無理であって(笑)。

私みたいな人って結構いると思う。でも私が出会った音楽で、(恋愛において)これをやってくれるアーティストってあんまり居ない。

いや、どん底や重い曲を歌うアーティストって結構いるじゃないですか。

残念ながらback numberってそれだけじゃないとおもうんです。


どん底になりすぎてない、明るい部分を見せて隠してる曲が殆どですね。

(「幸せ」みたいに隠れきれてない曲もあるけど(笑))

それが更にそこの奥底にある絶望の重たさを表している。

そしてやっぱり、「現実的」な歌詞。現実を生きている人間が失恋で絶望して、そこから投げやりになったり沈んだり開き直ったりすることを正確にイメージ出来てるよね、

たぶん、私が歌詞書けって言われて、そういうの解ってるんだけど、上手に言葉で表せない。

依与吏さんの才能だと思ってる。


中途半端な曲が多いのも現実味がある。

答えを見つけてないんです。主人公が。


「stay with me」みたいに、あなたのことが好きである事をサビで歌ってて、

でもあなたは好きな人がいる事実を知ってて、

でもやっぱりあなたのことが好きである事を最後に歌ってる。結論はそれです。状況が何も変わってない。

失恋曲、「海岸通り」もこれと似た感じ。


「あとのうた」では、最後の最後で大事なことに気づいたけど、結局もう遅かった。

ちゃんと言えばよかった。結論はそれです。もう遅い。


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”そこまで引きずるんなら、辛いんなら、相手が迷惑だって思ってるんだったらさっさと次に行けばいいのに!”

と、back number好きな友人の友人はある曲でそう言ったらしい。ある曲、バレバレです(笑)

正直、私もback numberしったばっかりの事は同じことを思ってました。

何でこの人はこんなに「恋愛が辛い」って事ばかり歌ってるんだろうと、正直重いなぁ…って思った。

でもそれがいつしか、自分がその曲の主人公と同じ経験をして初めて気づくんですよね。


彼らはジャニーズじゃないからキャラ売りしない。

バンドマンという立ち位置の中で、聴き手が、

「清水依与吏が好きだからback numberが好き」という式は作らず、

「back numberのこの曲の「あなた」は自分の片想い中の人、元恋人」という式を作り上げて、

それを自分の中で大事な存在にしている。

依与吏さんの歌詞は、自分じゃない、聴き手の大切な人、”第三者”を獲得してファンを増やしていったんじゃないか。

似たような事をMCで言ってたけど、きっとそういうプロセス作りが計算じゃなくて無意識に出来ている。これ、すごいことだと思う。


恋は一種の「呪い」みたいなもんだと思ってるんですよね。

今大好きな人への熱が冷めた時、次に好きな人ができたらまたback numberのあの曲やこの曲が…ってなるでしょ(笑)。

もし自分の中に恋心ってのが無くなったら私はback numberは聴かなくなる。

だけど、恋人がいるときに聴ける曲って少ないし、夫婦の曲なんて無いですよね。家族の曲はあるけど。

だからって人が得たものってそんなに簡単に手放せるものじゃない。

きっと、あの時この時を思い出して聴くと思う。


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back numberをカラオケで歌うと、別に現在進行形の事じゃないのに、色々思い出して泣けてしまう事があって、

「辛かった気持ち」を表現するのが本当に上手いと思う。

そしてその「辛さ」を表現するにあたる、「相手をどれだけ好きだったか」っていう気持ちも上手い。

これ2つ融合するから、現実を生きていく曲向けの曲ができると思う。


back numberのライブは正直、現実を忘れさせてくれないし。

どんだけ失恋から立ち直ろうとしても、そのステージで一気に思い出させてくれます(笑)


今年のアリーナツアーでは、

”これからも「みんなHAPPYにする」みたいな曲は作りません。”

と依与吏さんは言ってました。

アーティストは夢を与えるもの。傍から聴いたらそのセリフはアーティストとして大丈夫か?と言われるかもしれません。

でも、みんなHAPPYみたいな曲を作ったらもう私たちの好きなback numberじゃない。


武道館ライブでは、

”正直、自分の好きな女の子さえ生きてくれればそれでいいって思ってた”

と。後に、そうじゃないものを見つけた…という話はしてくれましたが、その気持ちが原点だって思う。

だってどれだけきれいごとを並べられてもさ、

聴き手は、

自分自身が幸せになりたい。

自分の好きな人がここにいてくれるのが一番幸せ。

未熟かもしれませんが、正直いち聴き手としては紛れもない現実です。


多分ね、back numberファンって引きずり屋さんが多いと思う。

だからライブで現実忘れさせてあげるー!って言われても無理なんだよね(笑)


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長くて上手く伝えられず何言ってるかよく分からずすみませんが、

まとめるとこんな感じ。結論はこれがいいたかったんです、なやつ。


back numberとは、

①ポジティブな曲を聴いて元気になれる人には向かない

②第三者(好きな人、恋人)がいたから好きになった曲がある

③現実逃避しようとしてもできない。根本的に解決しないとダメ。

④「恋愛の辛かった事」「どれ程好きだったか」を考えてしまう人=でも言えない人=重い人

⑤そんな重い気持ちを隠して生きるのが得意


そんな人なら絶対好きになる。

何より、①~⑤までって何気に統一感ある気がする、

そういう聴き手って沢山いると思うし、上手に取り込めてるのがback numberだと思う。

そして、何より、それが曲に”解り易く”出てる。


正直、良いもの持ってるのに世間に正確に伝えられていないバンドもいる。

それを成功させたのもback numberの才能であって、努力であって、実力であると思う。


私はもし周りに失恋した、って人がいたら、back numberのCDを差し出すと思う。

ますますどん底に落ちちゃうかもしれないけど、

やっぱり人間そんなに単純にいられないから。

でもいつか絶対に立ち直れるから。

それをback numberに教えてもらったから。


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よくわからん日記ですみません。

多分、文章で書くより、歌詞を載せたほうが早かったですよね、そうですよね・・・。


というわけで、それが伝わる歌詞を載せていくターンです。

これでも厳選しているとです・・・


さよなら 二人で言い合って それで一体何が終わったの?

この想いと伝えたい言葉が 行き場をなくしただけでしょう

(春を歌にして)


あなたが目の前にいて抱きしめることが出来るのなら

もうこれ以上の幸せはないの たとえあったとしても

それはきっと気づけばあなたに関する事なのでしょう

(stay with me)


そうさ何十年も同じ気持ちではいられないのなら

いますぐこの気持ちもきえてくれていいのに

(あとのうた)


あなたを想う度に心が苦しくなるよ

あなたを思い出すたびに心が割れそうになんだよ

(風の強い日)


いたるところで君の想い出が笑ってて

ずいぶん住みにくい街になったな

(はなびら)


どうして君は嫌いだと もう好きじゃないと

きちんととどめを刺して出て行ってくれなかったの

だってそうだろ 終わってもいないことだけは忘れられるはずがない

(半透明人間)


あの子みたいに笑えれば

あの子みたいに泣けたなら

甘え上手になれてたら

今もそばにいられたの?

(fish)


君が居ればって思うんだよ

服を選ぶとき 玄関のドアを開けた時

新しい歌ができた時 君なら何て言うかな

君が居ればなぁって思うんだよ

(君がドアを閉めた後)


月の明かりに照らされた 黒い髪 横顔 くちびる

思い出して胸が苦しくなるよ

その全部が僕のものなら 悲しい想いなどさせない

絶対させないのにな

(世田谷ラブストーリー)


渡し方もどこに捨てればいいかも分からずに

君から見えてる景色にただ怯えてるんだ

(ヒロイン)


恋したもんなもう仕方ないから

胸の奥にしまっとこう

涙が出るのも仕方ないから

次の恋でもしよう

(君はいらないだろうな)


会いたいと毎日思ってて それを君に知ってほしくて

すれ違う人込みに君を探している

こんな日は他の誰かと笑ってるかな

胸の奥の奥が苦しくなる

(クリスマスソング)