ソラは1年以上前からわたしの上司でした。
仕事はもちろん出来るし、部下思いで優しくて、おまけにカッコよくて。
わたしはそんなソラをとても尊敬し、信頼していました。


そんなある日。

わたしは2年付き合った年下の彼に、突然別れを告げられました。
今考えれば予兆はいくつかあったものの、当時のわたしにとっては青天の霹靂。
かなり落ち込み、仕事もまともにできないくらいでした。
そんなわたしの様子にいち早く気付いたソラは、人があまりいない時を見計らって声をかけてくれました。

「どした?なにかあった?」

そう言われた瞬間に、言葉にならず号泣するわたし。
ソラは少し驚いた様子だったものの、泣きながら話すわたしを急かすことなく見守っていてくれました。

「そっか…それは辛いね。よく仕事来てくれたね。」

話終わったわたしにソラはそう声をかけ、今日の夜なにも予定がないなら何人か誘って飲みに行こう!と言ってくれました。


この時はまだ、部下のためにここまでしてくれるなんて…ほんとにソラさんはいい上司だなぁくらいにしか思っていませんでした。