楊逸氏著 流転の魔女という小説を読みました。

2人の主人公がいて、一瞬話が交わりまた離れて平行に進んでいきます。

主人公1人目は、5000円札。
意味がわからないけどお札に人格がある話なのです。
人の手から手へ国をまたいで旅をします。

もう1人の主人公は、中国人の女の子で日本の大学の法学部通う留学生です。
健気で貧乏な苦学生で、読む間応援してしまいます。
弁護士の中国語通訳バイトをとおして、中国人組織犯罪に巻き込まれます。

お金に翻弄される人間たちが描かれています。

最後は、それで、、、?
となりましたが。それでもユニークで面白い話だと思いました。