『不機嫌なママにメルシィ!』

昨年末みました。




ギョーム・ガリエンヌの自伝映画


回想シーンは何歳のときのことかはっきり分からないのですが、
演じるのはすべて本人(オジサン)

最初らへんの食事をしているシーンも、ギョームの兄たちのいたずらっ子ぶりから少年時代の話と思われるんですが、オジサンが演じていて最初は「へ?」ってなりましたがすぐ慣れました。
少年を演じる兄役たちももちろん立派な大人


ギョーム・ガリエンヌの動きがいちいちかわいい & 優雅で見入ってしまいました。
ゲイではなくて、こういう心が女性(なんて呼ぶんですか?オカマのように女装はしてない)の人って、生物的に女として生まれた人より仕草が優美です。

こういう人、前に会ったことあります。
シンガポール人の友人(女・バイセクシャル、わたしは彼女の恋愛対象ではない)と歩いていたときに偶然彼女の友達4人組(男)に会ったんですが彼等全員、女子だったんです。
「キャー!!C(友人の名)だァ元気ぃ?」と始終キャッキャしていてさらに見た目も化粧しているわけでもないのにかわいい…なんか悔しい…
で、友人が彼らにわたしを紹介したのでわたしが喋ったところ、
「キャー!!かわいい~!!!」と大興奮の4人。いやいやあなたたちのほうが100倍かわいいですよ・・・


この時の「女のわたしよりかわいらしくってなんか悔しい」という思いが
ギョームの可愛らしさ女らしい演技を見ていて、フツフツとわいてきました。

が、最後の結末がえええええ!?
そして最後の最後、ギョーム演じる舞台の客先が映った瞬間涙がポロリ、心温まる映画でした。