引っ越しをする前に今住んでいる家をありがとうの気持ちを込めてさらにアップグレードするべく毎日せっせと何かしら作業しています。今日はウッドデッキにサンダーをかけて表面をならし、新しいカラーのステインを塗る作業を数時間やりました。(私が!すごーい、自画自賛!笑)

 

 

 

さて、前回は内覧当日にオファーを出すことに決めたところまで書きました。

 

 

 

 

オファーの額は売り手の提示額より少し下回る額で提出することにしました。

(この家のベースメントは何もしていないコンクリートむき出し状態なのと家がやっぱり少し小さめなのでその額が適当だと旦那と決めました)

 

 

 

エージェントの女性にその旨を伝えて早速提出書類の作成をお願いし、家路につきました。(家に帰る道中はなんだか現実味がなくてあまり覚えていないんです。)

 

 

 

 

家に帰ってしばらくするとエージェントから書類がメールで届いたので、ネット上でデジタル署名をして(便利な時代ですね)、その間にも我が家のファイナンスをお願いしている男性とローンのやりとりなどをしてワクワクするやらソワソワする様な不思議な気持ち。

 

 

 

その数時間後にエージェントから電話があり、この家には既にいくつかのオファーが出ていて、いずれも売り手の提示額を大きく上回っているとのこと。

そして売り手側の不動産エージェントと話したところ売り手は最高値で売ると言っているので、我が家にはチャンスはない、と言い放ちました。(冷たいですよね、この物腰)

 

 

 

 

我が家が出せる額は売り手の提示額まで。

それ以上は出せません。

無理をして競ってまで買うものではないと夫婦ともに思っているので、エージェントには「では売り手さんが提示している額まで上げます。でもそれ以上は無理です。」と正直に伝えました。

 

 

 

するとエージェントの彼女は「他のオファーを出している人たちは提示額より大きく上回っているのよ。あなたが提示額と同じ額のオファーを出したところで受け入れられる可能性はないわ。残念だけど。」と言い切りました。

 

 

 

夫と見つめ合い、「それでも提示額でオファーを出しなおしてもらいますか?」とお願いをしました。

 

 

 

 

そしてここでアイデアが降りてきたんです。

 

 

 

 

 

この家に一番最初に惹かれた理由。

 

それは我が家に飾ってあるこの一枚の絵です。

 

 

 

 

これは7年前に亡くなった旦那のお父さんが彼のために25年くらい前に描いたもの。

旦那のドリームハウスを当時自動車メーカーのデザイナーだった義理の父が彼のために描いたんですよね。

 

 

この絵は我が家にずっと飾られていて、いつかこの家に住めたらとっても幸せだなあなんて妄想していた家。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして我が家がオファーを出した家がこれ

 

 

 

そう、そっくりなんです!!!

 

 

 

 

フロントポーチ、暖炉の煙突の位置、ガレージの位置、ランドスケープなんかが本当にそっくり。

パッと見た瞬間に「あ!お義父さんが描いた家だ!」って。

 

 

 

 

 

なのでオファーとともにこのストーリーを簡潔な手紙にして、売主さんに提出してくれる様にエージェントに頼みました。

 

 

すると手紙を読んだエージェントの彼女は「いい話だけど、提示額が低すぎるわ。提示しても断られるわね。」と。。。(涙)

 

それでもいいからとりあえず手紙を送ってくださいと頼みました。

 

 

 

 

 

続く