こんにちは、毎日が小説みたいな展開続きのチエです。笑
さて、前回の内覧することを決めた続きです。
早速翌日にアポイントメントを取りました。
アメリカではお家の内覧には不動産エージェント連絡をして一緒に見るシステムになっています。お家を売りたい場合を含め、エージェント選びって結構大事なんです。なぜなら結構な額がエージェントに渡るから。(買う場合におねがいしたエージェントさんには家を売った側の家族が売値の3パーセントを支払います。)
なので信頼の置ける、この人になら任せられる、というエージェントさんを普通はみなさん決めていらっしゃいます。
でも我が家は家を買うことを当分はすっかり諦めていたのでお抱えエージェントはいません。なのでウェブサイトにたまたま出ていたチャドさんという男性にお願いしました。
ところが当日に連絡があって、チャドはバケーションでいないので代わりのものがいくとのこと。正直誰でも内覧できれば構わなかったので気にもしていませんでした。
そして約束の時間になり、家族で目的地に向かいました。
昨日見に行った時間帯と違って午前中だったので陽の差し方が違い、家の外観を含めた雰囲気がかなり違って見えました。やっぱりいい感じ。
そこで待っていてくれたエージェントさんは60代と思われるスラッとしたミニ丈ワンピースの女性。いかにも成功者っぽい感じ。笑
なんとチャドさんはハネムーン中で来れないとのことで代わりにチーム代表の彼女が来てくれたそう。
彼女に鍵を開けてもらい扉を開けて一歩家に入ると先ず目についたのが床でした。
7月に家族でバケーションに行った私たちが大好きな小さな街、ペントウォーターのとあるショップの床が気に入って、こんな感じの床に我が家も変えたいと夫に言っていたイメージ通りの床だったんです!
(こんな感じ♫)
ベニヤなどのなんちゃって木目でなく、ハードウッド木材でできていて表面がスムーズではなく凹凸や木の節目など、より自然に近い感じ。
この床だけでもすでにポイント高し!
入ってすぐ左手にあるオフィスを覗いてみると、ちょっと小さめ。
今住んでいる我が家のオフィスは大きな窓が南側にあって西にも窓がある。
ここは窓は東側のみ。そのせいもあってより小さく見えるのかも知れません。
(実際のオフィス。角が大きめなのと、たくさん置いてたるのでこれをスッキリさせて、向かって右側にもう一つ細めの窓をつければかなり雰囲気が変わりそう)
次に家の奥に進んでリビングとキッチンがあるエリア。
「わあ!すっごくチャーミングだね!」というのが第一印象。
(実際のリビングルーム。 暖炉も今時のガスでスイッチでオンオフできるものではなく、薪を使うナチュラルファイヤープレイス)
お家自体の面積が今の我が家よりかなり小さくなるので、ここももちろん小さめ。
でも、なんというかお部屋が放っている雰囲気が居心地が良い感じで落ち着くんです。
そして家選びで大事なキッチン。
このキッチンに家族や友達が集まっておしゃべりしている図を描くのは簡単にできました。風水師になるほど家好きな私からして、これとっても重要。
自分や家族、暮らしたい理想のスタイルがその家でイメージできる♫
(実際のキッチン。ここはハードウッドフロアではなく、アーストーンの大きめのタイルになっていて、コントラストが美しい)
このお家は我が家のモダンな感じではなくて、ファームハウスっぽいコージーな雰囲気。それをさらに上げるようにキッチンに続くダイニングルーム。
ここがまたチャーミング!
カーテンやインテリアがカントリー調なせいか、まるでどこかの街のB&Bの様でワクワク!
(実際のダイニング。なんて可愛いの!)
(キッチンから見たリビングとダイニングの景色。)
この時点でかなりお気に入り。
そしてガレージにつながるマッドルーム(洗濯機、乾燥機がある)をちらっと覗いた後は2階へ。
2階の廊下部分を見たときは正直、やっぱり狭いなあという印象でしたが、主寝室は大きめにとってあり、天井も高いので狭さは感じませんでした。
置いてある家具の趣味がよくて、安心。笑
遠慮気味にベッドの端っこに横たわって見える景色のチェック。(これも大事)
あら、いい感じ。
主寝室の隣のバスルームは窓が2面あってジェットバスが付き。洗面台も2人分。その奥はクローゼット。今の家とどうしても比べてしまって、ここはやっぱり今の家が改装したばかりで自分たちの好みに作ってあるので見劣り感はあり。
残り二つのベッドルームも小さい。でも我が家は娘1人だし、大きい側のベッドルームを彼女が使って残りをゲスト様にすればオッケー。可もなく不可もなくという印象。
一階に戻ってエージェントの彼女にどうしてこの家を売るのか知ってる?と聞いてみると「売り手側のエージェントが知り合いだから電話して聞いてあげるわ!」とその場で確認してくれました。
「ここに住んでいるのはシニア世代の夫婦で、フロリダにもう一軒お家があって、そちらに引っ越すらしいわよ’」と。
それは前向きでナイスな引っ越し理由!これまた大切なポイント!(離婚や死別なんかだと、どうしても悲しみや怒りの感情が家に残っています。)
そして外に出て大きな庭や内覧したい大きな理由の一つである3100坪の森も見に行き満足。これはもしかして旦那も同じ気持ちでは???と聞いてみると、、、、
「オファーを出そう!」と。
なんと、なんと、すっかり諦めていた家探しが、この家の滞在時間40分でオファーを出すことに!!!! でもアメリカはお伝えした様にかなりの売り手市場。
エージェントに確認すると今日も明日も明後日も内覧の希望者予約が入っているとのこと。
我が家のオファー、さてどうなる!?
続く