しばらくブログが更新できませんでした。

なんだか感情が揺さぶられる出来事が重なり、書く気になれなかったんですね。

起こったことは違えど、その底辺に見えるテーマみたいなものに気がつきました。

 

 

それは今まで私が良しとしてきたこと、悪としてきたことが本当にそうなのか?の問い直しでした。

 

 

 

例えば娘に虫歯を見つけて、歯医者に連れて行きたくてもコロナで歯医者は診療をしておらず、何ヶ月も待たされました。

その間に、虫歯が進行してしまい、やっと行けた時には「虫歯が大きすぎるので抜歯をします。」と言われてしまいました。

 

 

 

なるべく薬に頼らず、ホメオパシーでずっと育児をしてきた私にしたら、相当なショックだったんです。

自然に抜けるのを待たず、人工的に歯を抜いてしまうこと。

抜歯にはラフィングガス、ナミングジェル、局部麻酔を使うこと。

抜歯後の歯のスペースを保つためにスペーサーと呼ばれる金属を永久歯が生えるまで装着しなくてはいけないこと。。。。

 

 

考えただけでも虫歯を作ってしまった自分に罪悪感が重なり、すごく気分が重かったんです。

 

 

 

 

 

でも、ホメオパスに相談した際に言われた一言が見る視点をふと変えるきっかけになったんです。

 

 

 

「チエさんは娘さんの歯は抜かないほうがいいって言ってもらいたいんだよね?でも人に相談すればするほど混乱するし、どちらが良くて、どちらが悪いという二元論で生きてる限り、悩むし、混乱する。私はその世界から抜けました。」って。

 

 

 

確かにホメオパスに相談したのは、抜歯しないほうがいいって言ってもらいたかったからなんですよ。でも神経近くまで深くなってしまった虫歯はやっぱり詰め物が難しいなら今のうちに抜歯してしまう方がいいのかもしれない。。。

 

そんな風に揺れながらも、「二次元論」から私も抜けたい、って思ったんですよね。

 

 

 

 

 

西洋医学を否定しがちな私の考えを改めさせられるようなことが抜歯の後にもまた起こり、なんだかもう降参しました。笑 (病気でもなんでもないのにマダニに噛まれて抗生物質を10日も取るという。。。)

 

 

 

色々考えた挙句、西洋医学だって、西洋医学だからこそできる素晴らしい面もあるんだな、感謝するべきことだった、って思い直されました。

 

 

 

西洋医学について以外にも、コロナについての考え方の違いとか、9月から始まる学校がオンラインになることで明らかになってきた友達の教育に対する考えの違い、政治に対する考えの違いなど、ことごとくこの二元論を意識させられる現象に溢れている日々で、もう本当に二次元論の向こう側へ行きたいと思っているところだったんです。

 

 

 

自分が正しくて、相手が間違ってると思っている間はやっぱり真の平和とか調和は得られないのかな、と今は感じています。

 

 

考えが違う相手に対してなるべくジャッジはしない、という練習中。笑

 

 

 

簡単ではないけれど、一歩一歩調和の方向へ進んでいけたら、と思っています。