今日は私が今住んでいるミシガンのおうち紹介パート1をしたいと思います。

 

この家は私が引っ越してくる前は旦那さんがずっと息子2人と住んでいました。

なので、引っ越してきた当初は、今とは全く違って、機能重視の家だったんです。

 

その機能重視空間をどんな風に変えていったのかをシリーズで紹介していきたいと思います。

 

 

第一弾は2階のゲストバスルーム。

(うちにはバスルームは3つあります。そのうち2つはフル・バスルームといって、トイレ、洗面台だけでなくお風呂・シャワーもあります。)

 

 

私が越してきた当時は息子2号がまだ一緒に住んでいたので、彼のバスルームとして使っていました。

いかにも中高生の男子が好きそうな仕様で、CDプレイヤーと大きなスピーカーが壁に設置されていたり、夜間は鏡の周りを青いライトが照らす仕様。

シンク周りも雑然としていて、もちろんなんとなくいつも汚れている。笑

 

 

ここは息子2号の場所なので、あえて何も言わず、片付けもせず、彼がいる間はご自由に好きなようにどうぞ、という感じで手を加えずにいた場所です。

 

 

 

その息子2号が大学生になり、寮に入ることになったので、これを機に全面的に自分たちで改装しました。

 

 

私の場合、テーマがあったほうがコーディネートしやすいと思ったので、「ビーチにあるコテージ」のイメージで色や小物を決めていきました。

 

お客さんが泊まりにきた場合に使ってもらうバスルームなので、ニュートラルな感じに仕上げてあります。

 

 

 

それでは、ビフォー&アフターの写真を公開します!

 

 

 

 

ビフォー

シンク周りは銀色のコンタクトペーパーが貼ってあって、ギラギラしてました。プラスチックの迷彩柄のコップやカミソリ、櫛など出しっ放し状態。

 

鏡の右端に少し写っている青いライトが鏡をぐるっと取り囲むようにインストールされていて、毎晩暗くなると自動的に光るようになっていました。

(自分が撮る写真に美的センスを気にしない旦那さんが撮った味気ない写真なのが残念。そして鏡に娘が写り込んでいるのもご愛嬌。笑)

 

 

 

このシンクの右横にトイレとバスタブがあるのですが、シャワーカーテンもバスマットも全部黒。とにかくボーイズ色が全面にでたバスルームでした。

 

 

 

そしてこの状態から、まずはシンクの木の扉をステインで色を変え、シンク丸ごと取り外し、大理石にしました。壁も塗り直し、照明器具も変え、さらに壁の一面はウッド調にしたかったので、わざわざ壁のサイズに切り、一枚一枚、壁に打ち付けました。

 

 

 

 

それではアフターの写真です。

 

この壁だけに木を打ちつけました。置いてあるものは全て海を想像するもので統一してあります。

 

 

 

シンクには余計なものは置かない。色やテイストを統一する。これだけで随分スッキリして見えますよね。

 

 

 

どうでしょうか。

写真からでも驚くほど変わったのが、お分かりになると思います。

 

 

このバスルームは2階に上がって直ぐに位置するので、嫌でも目に入る場所にあります。そしてアメリカのバスルームのドアは使用していない時は常時開けたままにするのが習慣なので、ほぼずっと開いた状態です。

 

 

なので、ホールウェイ(廊下)を通るたびに、下から階段を上がってくるたびに目に入るこの空間が、真っ黒&シルバーで全く私の趣味ではなかった(夜間は青い光が浮かび上がってちょっと不気味)のが、目にも優しいビーチハウス調に変わったことで、心理的に随分と軽くなりました。笑

 

 

ここまで劇的に変えるのは難しくても、壁紙を貼ったり、マットを好きな色、素材に変えたりできることは色々あります。何から変えたらわからない場合は、その場所にある気に入っていないものを取り除くだけでも、あなたに与える印象は変わります。

 

自分の好きなテイストがわからない、変えたくても手がかりが掴めない場合は、好きではないものをあなたの空間から取り除いていくとやりやすいかもしれません。

 

 

さて、私はこのゲストバスルームを改装して得られたものは、何と言ってもこの空間が自分が見て心地よく、好きな場所になったこと。

1日に何度も見る空間だからこそ、見て不快なものが心地よいものに変わった心理的影響は思うより大きいです。

 

 

あなたはどこを変えたいですか?