うちには今年で2歳になるオスのアメリカンショートヘアのネコがいます。

この子を飼うことになったのは、実はちょっと不思議な話なんです。

もともと私は子供の頃からネコを飼っていて、ずっとネコと育ったのでワンコより断然ネコ派。

私が19歳の時に我が家に来たのはこれまた(この子が初代だけど)アメリカンショートヘアの男の子。ペットストアで一目惚れして我が家に迎えました。

この子がレットくん!




ね?可愛いでしょう?笑


なぜか私にとても懐いてくれて、私がお風呂入ると必ず付いてきて、お風呂の蓋を半分閉じたままにしてあげると、その蓋の上に寝転んで嬉しそうにしてたっけ。

この子はとっても長生きしてくれて、私がアメリカへ嫁いだのを見守って数ヶ月後に亡くなりました。

きっと私がやっと結婚して幸せになったのを確認して旅立ったんだな。レットくん本当にありがとう。


こっちに越してきてからも時々やっぱりネコが飼いたいな、と感じていて、でも娘が生まれてからは忙しかったのと旦那がネコアレルギーというのもあって半ば諦めてた。(娘のために一緒に遊べると思ってネコじゃなくワンコを飼い始めたばかりだったのもあり。。。)

それがたまたまワンコのえさを買いにいつもと違う近所のペットストアに入ったら、そこでネコの養子縁組してくれる人を募集していて、そのネコちゃんがものすごく可愛くてノックアウト!
抱っこさせてもらったら、ゴロゴロいってもうたまらん!って状態になってしまい、その日の夕方旦那を連れてもう一度戻り、養子縁組の申請書を出したのでした。その足でネコのトイレやら餌やら一式飼ってルンルンして家に帰りました。


するとその日の晩にペットストアから電話があり、「残念ですが、このネコは犬と相性が良くないのでお宅には行けません。」と言われました。

すっかりネコちゃんを迎えるつもりだった私は意気消沈。
せっかく全て揃えてワクワクだったのに。。。


ここからが不思議な話。


翌日は土曜日で旦那と娘は外のウッドデッキでランチができるまで遊んでいました。
すると娘が慌ててキッチンで料理していた私のところに走ってきて「マミー!ミャオミャオってネコの声がするよ!」というので半信半疑でデッキに出てみて耳をすませると、確かに小さな声でミャオミャオと聞こえる。


どうやらデッキ下から聞こえるので、懐中電灯を持ってきてさぐってみると、キラッと光る二つの目を発見!!!!


ミルクをお皿に入れて呼びかけたり、猫じゃらしで誘ったりすること約15分。

来た〜〜!!!!
そこに現れたのは首輪に前足が引っかかってビッコを引いてる生後半年くらいの子猫ちゃん!


早速首輪を取って傷ついた箇所を消毒してミルクを曲げるとお腹が空いてたみたいでゴクゴクたくさん飲んでくれて一安心。



すると、なんと昨日買ったばかりのネコトイレでオシッコするじゃないかー!
かしこーい!!!!
素晴らしい♬


いや、いや、でも首輪がついてるってことは誰かの子なので飼い主を探さなくては、とうちのサブディビジョン内のオンライン掲示板で写真を付けて呼びかけてみた。

だれもうちの子だと言わない。。。

次にうちの住む街のオンライン掲示板にも出してみた。

反応なし。。。


ま、マジっすか?!

もうこれはうちの子になるってことよね!?

とりあえずノミがいたのと回虫もいたので獣医さんに連れて行き、注射やら虫下しをしてもらい、綺麗に洗ってあげて、飼い主が現れるまでうちで飼うことに。


というのが2年前。笑


結局飼い主さんは現れず、すっかりうちの子に。

そしてこの子は私が大好きだったレットくんにそっくり。



レットくんの生まれ変わりかな、って思ってます♬