シーラカンス(ラティメリア科)とその他シーラカンスの仲間たちについて紹介!1.シーラカンスとは?

・シーラカンスは約4億年前(デボン紀)に登場し多くの環境、地域で繁栄した魚類だが白亜紀末期、恐竜と共に殆どのシーラカンスの仲間たちが絶滅した(K-Pg境界)
2.シーラカンスの体の仕組み
・凄いぞ!シーラカンスのヒレ
①背ビレ
②第2背ビレ
③胸ビレ ×2
④腹ビレ ×2
⑤第1尻ビレ
⑥第2尻ビレ
⑦第3背ビレ
⑧尾ビレ
計10の鰭を持つ魚類の中でも群を抜いて多い
さらにシーラカンスのヒレには骨がありこれは肉鰭綱の特徴でもある
ちなみにこの独特なヒレのおかげで逆立ちしながら餌を探すことも知られているんだ!
・まるで鎧のようなシーラカンスの鱗とは?!
シーラカンスはコズミン鱗という象牙質なものとエナメル質が変化した硬い鱗を持っていてこの鱗のおかげで深海の水圧にも適応できたり捕食者から身を守れたとか
・シーラカンスには背骨がない?!
・シーラカンスの脳みそは小さい?
事実シーラカンスの脳みそは頭部の割合に対して1%程で魚類の中でも小さい!ただそれでも現代まで生き残れたという面ではほんと凄いよシーラカンス!!
・浮き袋の中身
シーラカンスの浮き袋には空気じゃなくて脂肪が入っているんだ
シーラカンスのDNAは魚類よりも両生類に近い配列で進化の途中と考えられているんだ
シーラカンスを食べたという記録もあって味の方はとてもマズく、むしろ食べ過ぎるとお腹を壊すらしい、現地の人からは使えない魚という意味で「ゴンベッサ」とも呼ばれていたんだ
※貴重な魚と分かった頃から幸運の魚と呼ばれるようになった
3.シーラカンスの愉快な仲間達
3.シーラカンスの愉快な仲間達
シーラカンスと一括りに言っても多種多様な種類が沢山いたんだ、今回はその中から少しだけシーラカンス の仲間について紹介
・ラティメリア・カルムナエ

大半の人がシーラカンスと聞いて真っ先に思い浮かべるのがこの子、コモロ諸島沖で発見され生きた化石の代表格として今でも深海を優雅に泳ぎ回ってるんだ 因みにインドネシア産はラティメリア・メナドエンシスでカルムナエと見た目は一緒で違いとしては体色が茶色い事だね
シーラカンス類の中でも最大を誇る仲間で大きいもので4mと推定されているんだ国立科学博物館ではマウソニアの頭骨が展示されてるよ!
・アクセルロディクティスブラジルで発掘されたマウソニア科に属するシーラカンスで口先が細いのが特徴!

スイス アルプスで発掘され2017年に新種、親属に認定された割と新しいシーラカンス、嘴があったら身体が丸っこい感じだったりと皆んなが思い浮かべるシーラカンスとはかけ離れているけどヒレをよく見るとちゃんとシーラカンスしている











