会ったこともない兄弟へ

 君の情熱は好きだよ。

 でも相手にその時が来ていないので君の言うことがわからないのさ。

 ・・・かつての僕たちがそうであったように。


 だからこそ、君が熱心になるのもよくわかる。

 なんだかね。

 若いときは、同じ過ちを繰り返してしまうのかな。