「ようこそようこ」と「きん注」 2010/ 5/29 5:59 [ No.2938 / 2938 ]  一覧
「ようこそようこ」と「きん注」 2010/ 5/29 17:33 [ No.2939 / 2939 ] extreme

個人的には「アイドル伝説えり子」より「ようこ」のほうを観ていました。
えりりんは歌が暗い(失礼)のですが、よっきゅんはOPが明るい歌でした。

アニメのようこの髪型は今観ると「セーラームーン」で、「エヴァ」のミサトも同じ前髪(月野うさぎとミサトの声は三石琴乃さん)。
90年代のはやりですかね。
「ようこ」では「地球の酸素がなくなる日」という環境問題をテーマにした話があって今の時代を予見していたように見えます。

主題歌はもちろん田中陽子さんの歌唱でしたが、本編ではようこの声がかないみかさんでした。
しまいには本来、田中陽子さんの持ち歌だった主題歌や挿入歌も、番組本編でBGMとしての使用される際にはかないみかさんの歌になってしまい、かないみかさんの歌によるサントラもできてしまったのは残念です。

さて、「ようこ」ではようこの友達の声が林原めぐみさん(言うまでもなく綾波レイの声)。
それで「きんぎょ注意報!」では、わぴこの声がかないみかさんでした。

主題歌は「キテレツ」でも主題歌を歌った内田順子さんで、初期のエンディング「スーパーきんぎょ」は「コロ助ROCK」とよく似た歌になっています。

「きんぎょ注意報!」は金持ちのむすめ・藤ノ宮千歳が親の会社の倒産か何かで、都会ノ学園から田舎ノ中学に転校し、学校を作った話で、バブル時代がまだ続いていたであろう1990年ごろにこれが出たのは今思うとやはり予言的です。

一応、主人公はわぴこですが、タイトルからぎょぴちゃんがマスコット的な第2の主人公で、何より千歳の視点から話が始まっています。

わぴことぎょぴちゃんは名コンビですが、もとは千歳の金魚で、第1話で千歳が田舎ノ中学に持ち込んだ結果でした。それ以前、わぴこのそばにぎょぴちゃんはいなかったわけです。

一方、原作とアニメともに千歳が長い夢を観る話があり、そこでは第1話を別の設定で作りなおしたような話があります。
その夢では千歳が田舎ノ中学に転校してきたときに、学校に空飛ぶ金魚がいたことになっており、これはある意味で、別の設定だったらどうかという実験作でしょう。

夢でわぴこが「スケバンおわぴ」になっていました。
「スケバン刑事」からこの「きん注」まで、女の子が不良であることの象徴が長いスカートでしたが、今では逆のようですね。

この作品のせいで私はいまでも「イナチュー」というと「稲中卓球部」でなく「きん注」を連想します。

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<旧記事>『きんぎょ注意報!』

単行本の人物紹介では「わぴこ」が主役であるが、タイトルから観ると「ぎょぴちゃん」が主役のようでもある。
OPは「わぴこ」の歌で、EDは「ぎょぴちゃん」の歌である。

また、話は田舎ノ中学に移ってきた中学生・藤ノ宮千歳による学校再建の物語で始まる。
空飛ぶ金魚は千歳が連れてきたものだが、すぐに「わぴこ」と意気投合。

一方、「夢見る少女ちーちゃん」は、もし田舎ノ中学にもとから「ぎょぴちゃん」がいて、千歳がそこにやって来たら…という別の設定を描いた作品。「わぴこ」が優等生からスケバンまでやるところは、いつもの彼女からは想像できない。


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というか実質主役は千歳でしょ
わぴこはたくさんいる生徒の一人だし、ぎょぴに至ってはモブに近い

アニメ後期は特に顕著で、暴れまわる千歳にわぴこが呆然とする回が
多くなっていく

しょうもない少女マンガ臭のする回も無くなり
最高に面白くなってきた所で最終回だったのが実に残念
あと1年続いてれば・・・ 削除

2016/12/16(金) 午前 2:31[ tctcy ]