通常であれば、実社会における大半の人は定型で、
ASDの方は少数派だと思われがちなのですが、
カサンドラにおいては、カサンドラに苦しんでいる
定型側の方が逆に、少数派であったりします。
具体的に言うと、ASDのパートナーの親が
ASD気質であった場合、カサンドラの立場にある
定型の側が逆に非常識であるかの様な扱いを受け、
身内からの理解を得られず、孤立を深めるケースです。
これは、決して少なくない事例だと思います。
こうなると、カサンドラというよりもむしろ
モラハラの方が近いです。
カサンドラの多くは、パートナーのASD気質による
影響よりも、むしろモラハラ気質による影響の方が
大きいと思います。
欲しているのは、第三者からの共感よりも、
パートナーとの相互理解です。
パートナーとの関係改善は、あくまでも
お互いが対等な関係である事が大前提です。
それが根底から成立していないのであれば、
それは、カサンドラ云々以前の問題だと
私は考えます。
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