もっと一人の子供として普通に接してやるべきなのか。 | star☆mayのブログ ~2人の自閉症児とうつ病の妻を抱えたパパの奮闘記~

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自閉症と診断された2人の子供。
うつ病と診断された妻。
家族が、家族であるために。
右往左往しながらも、とにかく前を向いて、
一歩づつ、一歩づつ歩んでいます。

「自閉症」「発達障害」にこだわりすぎている。
もっと普通の子として(一人の子供として普通に)娘に接してやるべき。

今の私には、他人からの忠告をアドバイスと受け止められる程の精神的な余裕がなく、少々落ち込んでいます。

これは、私の娘への正直な想いです。

娘を「普通の子」として育てたら。
「普通の子」と同じ育て方をしたら。
娘は恐らく、妻と同じ道を歩む事になると思います。

私だって好き好んで。
娘を障害児として育てたい訳じゃない。
でも・・・

普通の育て方は、娘には通用しない。
娘が抱えている特性は、親である自分たちが一番理解してやらないといけない。

「普通の子育て」が通用する子は、自傷行為には走らない。
「普通の子育て」が通用する子は、通級なんて必要としない。
私たちの「愛着障害」であれば、話は別ですが・・・

娘は知的には問題ありません。
でも、自閉の度合いは決して軽くはないと思っています。

娘が「広汎性発達障害」ではなく、「自閉症」と診断されたのも、そういう意味だと私は理解しています。
娘はいわゆる「グレーゾーン」ではなく、どちらかといえば、本に乗ってるような典型的なアスペさん。

障害があるからといって、子育てにおいて難しい事は考えなくていい。
必要なのは、こどもの気持ちを理解し寄り添う事。
「優しい子育て」を常に心掛ける。
ただ、それだけ。

娘がまだ、赤ちゃんだった頃。
娘が何故こんなにも泣くのか、分からなかった。
娘が泣いて何を訴えているのか、分からなかった。
妻は自分の子育ての仕方が悪いのかと悩み、苦しんだ。
愛情が足りないとも言われた。

娘が「普通の子育て」が通用する子だったなら・・・
当時の妻が自分の気持ちを涙ながらに書いた日記の事を思い出し、何だか悲しい気持ちが湧き上がってきたのです。



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